出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

キヤノン(7751)より配当を頂きました

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出遅れおじさんです。

 

 キヤノン(7751)より配当金を頂きました。

 

 同社に関しては、イメージセンシング部門等独自の技術で世界的に評価は高いのですが、イマイチ市場の受けは良くないと言う印象の強い会社です。

 例えば、日経マネー誌2021年10月号では堂々の(?)塩漬け株6社入りを達成しました。

(過去の記事

deokureojisan.hatenablog.com

 を、ご参照下さい)

 

 また、私個人で言えばNISA元年(2014年)購入で現在も保有している銘柄の中で、あおぞら銀行武田薬品と並んでイマイチ成績の上がらない御三家となっています。

 (過去の記事

deokureojisan.hatenablog.com

 を、ご参照下さい)

 

 また、10月下旬の3/四期決算発表時では10%もの暴落を演じてくれました。

 ネガティブな要素は通年の営業利益見通しを4%程下方修正(売上高、純利益は変化無し)したのが嫌気されたようですが、「そこまで嫌う?」と突っ込みたくなるような展開でした。

 

 もう一つ市場受けの良くないのは、2022年度決算で売上げ、純利益ともにほぼコロナ前を回復しつつあるのに、配当は2020年12月期の「衝撃」の配当半減から、漸く四分の一を戻しただけという株主還元姿勢があるのでは無いかとすら感じています。

 

 過去の売上高と純利益(単位:億円)と年間配当(単位:円)の推移と見通しは以下の通りです。

 

      売上高 純利益 年間配当

18年12月期 39,519 3,628 160円(80+80)

19年12月期 35,932 1,957 160円(80+80)

20年12月期 31,602 1,302  80円(40+40)

21年12月期 35,133 3,027 100円(45+55) 今期

22年12月期 38,700 3,600 100円(50+50) 予想

 

 只、今回年度決算段階で元々の年間配当予想90円(45+45)から100円(45+55)に期末配当を上方修正したのが好感されたのか、株価は漸く3,000円を覗くところまで回復してきました。

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Yahoo Finance殿より借用



 ただ、それでも初期の取得価格の10%ダウンレベルです。

 

 バフェット流に言えば「偉大なビジネス」を保有していることに間違いは無いのですが、どうしてここまで市場受けが悪いのか・・・

 こうなると、「経営者の人相が悪い!(失礼しました)」としか言いようが有りません。

 

 以前、某地方行きの機内で、御手洗会長と席が隣り合わせになった事がありましたが、ものすごい「圧」というか「オーラ」を感じました。

 

 シロート眼には、一時のようなカリスマ性は影を潜め、やや守りの経営に感じられなくも無いところをみんなさん敏感に感じているのかも知れません。

 

有り難うございました。