出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

【嬉しい話 三題】東証PBR<1銘柄撲滅作戦始動、英国TPP加盟合意、帰ってきた虎ノ門ニュース

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東証PBR<1銘柄撲滅作戦 いよいよ開始】

 

 日経の記事(有料会員限定)

www.nikkei.com

 にありますように東証は「PBR<1銘柄撲滅作戦(出遅れおじさん命名)」のスタートを切りました。

 東証の市場再編時から議論されていたのですが、日経の記事によればプライム市場、スタンダード市場合計3,300社のうち、1,800社がPBR<1とのこと。

 PBR<1の企業に対しては、要因の分析や改善策の開示を求めることを通知したとのことです。

 

 これを受けて、(というか、昨日の午後辺りから記事が漏れたのか株価はジリジリ上げ基調で)3月30日の日経平均は配当落ちにもかかわらず▼100円程度の下落に留まっていましたが、明けて31日は最終的には258円上げて28,000円台を回復しました。

 

 全上場銘柄の半分以上がPBR<1なのですが、特に純資産割れの代表的銘柄と言われていた商社株は軒並み上昇しました。

 

 特に、私の手持ち全銘柄の上昇率トップは三井物産<8031>で+7.61%もの上昇で、全上場銘柄中の36位(Yahoo情報)となりました。

 同社が注目されたのは、上記のをうけてかどうかは定かではありませんが、5月に公表する中期計画でキャッシュフローに対する総還元性向を33%以上とすると報じられたからに他なりません。

Yahoo Finance殿サイトより借用



 本日の上昇で、終値は4,116円、同社のBPS(1株純資産)は3,967円ですので、目出度くPBR=1.038と純資産割れ銘柄から脱しました。

 

その他商社の主だったところは、本日終値

 三菱商事<8058> PBR=0.86

 伊藤忠 <8001> 〃 1.33

 住友商事<8053> 〃 0.80

 丸紅  <8002> 〃 1.12

 と言う状況です。

 

 商事!、住商! ガンバレ!!   お気楽な立場ってイイデスネ。

 

【英国TPP加入大筋合意】

 英国のTPP(正しくはCPTPP)参加が大筋合意に至りました。

 なんで英国が環太平洋? 何でも南太平洋に領土の島を持っているから・・・というのは言い古されたジョークですが。

 

 素直に歓迎したいと思います。

 

 英国の次に加入申請をしているのは中国、台湾です。

 

 中国を包囲し、自由な経済関係の輪を強化する上で、同じ価値観の「声の大きな(新入りのくせに日本より声が大きい可能性大)」メンバーが増えることは極めて重要です。

 

 スコッチウイスキーが安くなるのでは、というのも歓迎の理由の1つではあります。

 

 そんなことより、アメちゃん!帰って来いよ!

 

【帰ってきた 虎ノ門ニュース】

 

 保守的な政治信条をお持ちの方でしたら、突然打ち切りになったことで「虎ノ門ニュースロス」に陥っている方も多いのではないでしょうか。

 

 オリックスによるDHCの買収が契機となりましたが、WikipediaによればDHCテレビは「DHCブランド」が使えなくなったために、「虎ノ門テレビ」と改称したようですが全従業員は解雇されたとのことです。

 

 当時のコメンテータ達は、「闇鍋ジャーナル」、「あさ8」と空中分解気味にそれぞれに新チャンネルを立ち上げましたが、一部の元従業員の手弁当で「帰ってきた虎ノ門ニュース」が復活しました。

 取りあえず週一、金曜日のみの放送となりますが、また一堂に会して、キチンとした言論プラットホームを再構築して欲しいと思います。

 

 Youtubeのコメント欄の「まつしたまさよch」さんの以下のコメント

 

「音楽を聴くだけで、あのころが戻ってきたみたい!安倍さんも帰ってきてくれたらどんなにいいだろうけれど・・・」

 

 を読んだら、泣けてきました。 

 

有り難うございました。

三十何年ぶりの早朝ドライブ復活、と、ドライブ中のとんでもない邂逅

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【三十何年ぶりの早朝ドライブ復活】

 

 私はクルマを運転するのが好きです。

 

 独身の頃から、ナニも考えずにひたすらクルマを運転し続けることによって、日常のストレスやモヤモヤを一気に消し去ることが出来ていました。

 

 今風な職場では無い事は重々承知の上で言いますと、仕事の終わりが0時過ぎは当たり前、2時、3時も珍しくない、「ブラック」を遙かに超えた職場だったのかも知れません。

 

 週末、金曜日の夜ならそのまま会社帰りにドライブに出かける事もありました。

 最早早朝ドライブというより深夜ドライブですが。

 

 当時は北九州在住でしたので、久留米まで(高速や国道3号線経由では無く、筑豊から山越えして)遠征して深夜営業の久留米ラーメンを食べて帰ったり、博多経由佐賀県唐津まで缶コーヒーを飲んだだけで帰って来た事もありました。

 

 そんな中、2~3ヶ月に一度くらいですが、金曜日に年休を取って、未だ薄暗い時間に阿蘇や高千穂まで足を伸ばすのが無上の楽しみでした。

 明け方の山並みも素敵ですが、郊外に向かって運転しながら「○×交差点、上り方向は△□まで渋滞」なんて交通情報を聞いていると、俗世界から飛び出せたような気がしていました。

 

 結婚してからも、頻度は下がりましたが、早朝明けやらぬ時間からドライブに出かけ、阿蘇の外輪山から滝のように雲が流れ落ちてくるのを二人でボーっと眺めたこともありました。

 

 子供が出来るとさすがにそう言う自由な時間を過ごすことは出来ません。

 

 現役を退くとき、自由な身になったら早朝ドライブを復活したいと家内に言ったら、

 「外に出かけて留守にしてくれるのは、凄くうれしい

 と言われてずっこけたこともありました。

 

 で、三十何年か果たせなかった「早朝ドライブ」を今朝(3月30日)、漸く天気が回復しそうでしたので決行しました。

 

 薄暗いうちに出発して、小田原からターンパイクを経由して芦ノ湖で蕎麦を食す、と言う計画でしたが、箱根の施設は9時前には何処も開いていない(駐車場にすら入れない)と言うことを初めて知りました。

 

 何とか11時まで時間を潰して、漸く湖尻の「竹やぶ」でそばがきととろろ蕎麦を頂くことが出来ました。

そばがき

とろろ蕎麦
(想像していたより遙かに細打ちだがしっかりして香りも良い)




 

【とんでもない邂逅】

 

 昨日の「悶々ネタ」

deokureojisan.hatenablog.com

 の続きですが、早朝ドライブの途上、芦ノ湖を見晴らせる駐車場にクルマを止めると、隣は憧れの2シーターオープンが。

 

 車名を伏せていては、話が見えないので明かしますが、悶々としている2シーターオープンとはBMWのZ4 M40です。

 駐車場にはカメラを抱えた同年代か少し上くらいののおじさんがいましたが、無遠慮にも後ろに回ってグレードをチェックすると、なんと「M40」・・・

 

 おじさんが戻って、助手席にカメラをもどしたので、

 「勝手にクルマを眺めて失礼しました。実はこのクルマ、買いたい車の有力候補なんです」

 と素直に言うと、おじさんは

 「人生最後のクルマかも知れないので、こういう遊びグルマにしたんですよ」

 とのこと。

 このおじさん、以前はAMGのC43(これも最有力候補)に乗っていたとのことで、私もこの車の前はBMWでしたので、暫くメルセデスBMWの比較論に花が咲きました。

 

 イヤーなものを見てしまいました。

 

 今までC43にかなり傾いていた(機械としてはこちらが正しいと思います)のですが、昨日2シーターオープンの魅力に触れ、今日実車を見てしまったら、再びZ4に傾いてしまいました。

 セカンドカー、どうしよう?

 

 悶々、悶々・・・

 

有り難うございました。

【春に蠢く悪い虫 二題】購入予定(or購入したい)銘柄と車の乗り換え

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【欲しいものリスト その1】

 決してamazonのマネをしているわけではありませんが、今年に入って、と言うか彼岸底を狙って購入したかった銘柄、三菱HCキャピタル<8593>やゆうちょ銀行<7182>(こちらは殆ど勢いに任せて購入したようなものですが)は無事購入できました。

 両銘柄とも、年度末の権利落ち前の本日断面ですら、満を持して購入した割には未だに購入価格を超えていないところは、出遅れおじさんの面目躍如と言うことで、「ご愛敬」と思って見て頂きたいのですが、実はもう一つ以前から狙っている銘柄があります。

 信越化学<4063>です。

 ご存じの通り信越化学は半導体等の素材メーカーとして極めて有望ではありますが、ここ1~2年の間株価は15,000円以上で、我々泡沫投資家の手の届くレベルではありませんでした。

Yahoo Finance殿サイトより借用

 ところが昨年末、3月31日を基準日として1株を5分割することを公表しました。

 

 これまでは一単元200万円前後していたものが40万円で買えると言うことで、泡沫投資家の端くれとしては期待が盛り上がります。

 (勿論、6月までに頂けるであろう配当金は既に使い果たしていると思われますので、下期分の配当を当てにしてと言うことになりますが)

 

 言うまでもなく、同じ考えの方は多いようで、分割公表後、株価は再びジリジリと上場来最高値21,480円(2021年9月14日)近くまで上昇してしまいました。

 

 明日3月30日は権利落ちの下落と分割人気のどちらが優勢かは、悩ましいところですが、取りあえず4,100円で指し値してみたいと思います。

 

【欲しいものリスト2】

 

 上記の株式以上に欲しいもの(さらに高額ですが)が出てきて日々悶々としています。

 

 「パッ」と車を替えたいという、とんでもない思いが湧き上がってきて困っています。

 

 勿論、今乗っている車(普通のセダン)も、つい2週間前に4年目の点検を終えたばかりで、今すぐどうこうと言う問題が生じている訳ではありません。

 このまま素直に来たる翌年3月に5年目の車検を受けると言うのがもっともオーソドックスな選択肢でしょう。

 

 ただ、今のクルマの次世代超高出力版(敢えて名前は挙げませんが恐ろしくそそられるクルマです)へ乗換えたいという気持ちが日々強まっています。

 更にもう一つの悩ましい選択肢が2シーターのオープンへの乗換です。

 

 小椋佳さんの歌にあるような「屋根の無い車に乗って・・・」風を感じて走りたいと言う思いが沸々と湧いてきます。

 

 クルマを運転する楽しさは2シーターのオープンに尽きるというのが私の信条(それほどのモンでも無いですが)です。

 

 以前も近所の車屋の展示スペースで偶々見かけた年季の入ったメルセデスの初代SLKを数年所有したことがありました。

 極めて前近代的なクルマで、オープンにするとボディはギシギシと音を立てて軋むし、家内を隣に乗せれば「日焼けする」とクレームは付くし、田舎道を走れば牛舎の牛糞の臭いをダイレクトに感じる等々ありましたが、運転する楽しさには代えがたいところがありました。

 

 勿論ジジイの一人暮らしと言えども、2シーターのオープンですべての用が足せるわけではないのでセカンドカーとセットにならざるを得ませんが・・・

 

 悶々と悩んでいます。

 

 

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【モーサテ日記】久々の加藤節ですが、加藤さん 今日は歯切れが悪いですよ!

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【おことわり】

 「モーサテ日記」は以前モーサテのキャスターをされていた佐々木明子さんの日経マネー誌の連載タイトルです。佐々木明子さんがWBSに異動されて連載タイトルが変わりましたので勝手にパクっています。

 

 本日(3月28日)のモーサテ「プロの眼」のゲストは東短リサーチの加藤出氏、テーマは「大規模緩和が招く2つの支配」でした。

 

 加藤氏の主張は中央銀行が大規模緩和によって2つのドミナンスに陥っていると言うことでした。

 

 「ドミナンス」と言う言葉は「優越、優勢」という意味ですが、加藤氏は中央銀行が2つのドミナンスに支配されている(従わされている)という主旨で使用しています。

 

【第一は「金融ドミナンス」】

 

 加藤氏は、1998年から2023年までの25年間で主要中央銀行、特に日銀の保有資産が緩和により(ECBやFRBに対して)劇的に膨脹していると以下のグラフを提示しましました。

モーサテ画面より



 金融緩和が続くと低金利の債権を買わざるを得ず、利益を上げんが為にレバレッジを効かせたりせざるを得なくなる。

 こういう状態で物価高局面になり利上げをしようとすると低利債権の保有者は含み損を抱えることになり、「今回アメリカで生じたような」金融不安になる懸念があり、利上げに踏み切れなくなる状況が「金融ドミナンス」とのこと。

 

で? 

ドーでも良いですけど、上記の視点はすべて「債権ディーラー」の立場に立っていません?

 

 今回のFRBの容赦ない(?)利上げ攻勢を見て、「金融ドミナンス」に捕らわれて利上げの決定に躊躇があったとはとても思えません。

 いや、躊躇があっても良かったのでは・・・という「債権村」の怨嗟の声のようにしか聞こえません。

 

【第二は「財政ドミナンス」】

 

 金融緩和の元では、国債が容易に発行できることにより、財政規律が緩みがちで、中央銀行が利上げに踏み切ろうとすると、利払いが増えかねない政権や与党からのプレッシャーが懸けられることを「財政ドミナンス」と言うとのこと。

 

確かに理論上はあり得る話ではありますが、一体どこのアナザーワールドの話なのでしょう。

 

 米国では、確かにトランプ政権とそれに輪を掛けたようなバイデン政権による過剰なバラマキによってインフレが引き起こされたと言っても過言ではありません。

 しかし、政権の立場から見ると、「失業率の上昇」は失業した方には「痛み」となりますが、「インフレ」は全員が「痛み」を感じますので、政権から見るとインフレ抑制は最大の懸案事項では無いですか?

 

 我が国では「ガラパゴス的」緊縮主義の財務省はマイナス金利でも国債発行には消極的です。

 安倍政権が緩和を推し進めてきたのは、雇用の増大とデフレからの脱却が目的なのであって、利払いの削減が目的では無いでしょう。

 利払いを抑制したければ日銀に市場から買い取らせれば良いだけです。

 コロナ対策の100兆円はこうして後世にツケを残すこと無く捻出されたのです。

 

 挙げ句の果てに加藤氏が最後に持ち出したのは、シカゴ大経営大学院のラグラム・ラジャン教授(元インド中銀総裁)のIMFに寄稿した「過ぎたるは及ばざるがごとし」というレポートを紹介しています。

モーサテ画面より



 徹底した反緩和論者の主張です。

 

 併せて、我が国経済の低迷については、高齢化と労働者力の縮小が原因なのだから無理して緩和する必要は無いと切り捨てたとのこと。

 

フザケンジャネエ!!

 

 日本経済の低迷は、過剰な円高によって生じた国際競争力の維持のためのコスト切り下げと製造業の国外移転が最大の原因では無いですか。

 よりによって、こんな人の・・・と言いたくなります。

 

 

 とは言うものの、今朝の加藤氏は何時もに比べると何となく歯切れが悪い、いかにもエネルギー切れ感が感じられました。

 

 私の勝手な想像ですが、シリコンバレー銀行の破綻等の今回の金融不安を過剰な緩和の後遺症と主張しようとしていたのですが、番組冒頭に紹介されたバーFRB副議長の議会証言の準備書面で、シリコンバレー銀行の破綻は経営失敗の教科書のような事例」と記されていたことが紹介されたため、トーンダウンせざるを得なかったのでは無いか・・・

 

 邪推です。ハイ、私の勝手な邪推です。

 

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【二題話】今年の桜と日本リート投資法人<3296>の分配金

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【久しぶりの桜写真】

 

 昨日は4年前の桜写真でお茶を濁し(?)ましたが、今日(3月27日)は久しぶりに雨が上がりましたので、お買いものついでに近所の川縁に花見に出かけました。

 場所によりほぼ満開ですが、多少つぼみのエリアもありました。

自宅近くの土手にて(この辺りは満開)

この辺りは8分咲き?




 

【日本リート<3296>より分配金】

 

 日本リート投資法人<3296 以下日本R>より分配金をいただきました。

 日本Rは総合商社の双日<2768>をメインスポンサーとした総合型リートです。

 

 総合型とは分類されていますが、住居は25.4%、商業施設は3.2%で、残りの71.5%が事務所ですので、実質的にはオフィスリートと言って良いと思います。

 物件のロケーションも東京23区内が73.6%、その他三大都市圏が24.9%、それ以外の地域は1.5%に過ぎませんので基本的には都市型立地です。

 

 中心となるオフィスビルも都市部の中規模以下、具体的には延べ床面積5,000平米以下程度のビルが中心で、この辺りはOneリート投資法人<3290>と同様です。

 

 延べ床面積5,000平米以下と言ってもイメージしづらいでしょうが、500平米(≒150坪、郊外の戸建て住宅3戸分)✕10階と考えて頂ければ左程大きなビルでは無いとイメージしやすいでしょう。

 

 中規模以下のオフィスビルはリモートワークが普及する中、使い勝手の良いサイズのようで、安定した需要があり稼働率や賃料収入は高水準を保っています。

 

 ただ、分配金は前期(22年6月期)より大きく下落していますが、これは20年から精力的に取り組んできた物件の入替による売却益が無くなったからに他ありません。

 ( )内は資産売却益除く。

今回から売却益を除いた分配金の公表は無くなりました。

 

21年6月期   10,800円(8,775円)

21年12月期  11,665円(8,105円)

22年6月期    8,825円(8,548円)

22年12月期  8,387円 (今回)

23年6月期    8,269円 (予想)

23年12月期  8,005円 (予想)

 

 売却益を除いた「素」の分配金もジリジリとジリ貧状態にあります。

 上で、賃料収入は維持と書かせて頂きましたが、光熱費等が上昇傾向にあるのが効いているようです。

 

 投資口価格は金利上昇懸念が燻る中、極めて低調で、分配金が下落基調にあるものの5.47%を維持しています。

Yahoo Finance殿サイトより借用



 高利回りには理由(わけ)がある

 

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【春の訪れ】桜の便りとARCC・PFFからの謎の還付金のお知らせ

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 「都内では桜満開」のニュースを聞いて遅ればせながら、地元の川縁の桜並木を通りかかったら、満開少し前の絶好のタイミングでした。

 残念ながらずっと雨模様でしたので車で通りかかっただけですが・・・(涙)

気が付けば4年前の桜



 写真は2019年3月の撮影です。

 2020年以降の桜の写真がスマホにありません。(涙)・・・

 

 桜の便りとともに、毎年年明け(段々時期が遅くなってきては居ますが)に届くのは、米国株の「謎の還付金」のお知らせです。

 今年はiシェアーズ優先証券(PFF)とエイリスキャピタル(ARCC)の両方から「還付金」を頂きました。

 

PFFの還付金】

金額✕口数 0.00204

       ~0.00457$✕220口

受取金     6.53$  

 

 少額ですがご丁寧にも9件もの還付金が入金されています。

 PFFについては2021年11月10日に220口全数を売却しています。

 PFFは毎月分配で、2月から12月まで月初めと、12月末に年間まとめての分配がありました。

 従って、2021年2月~10月の分配金(3月~11月月初め受領)の9回分の分配金に係る還付金と言うことでしょう。

 

【ARCCの還付金】(NISA口座)

金額✕株数  0.03423$✕122株

       0.03423$✕ 〃

       0.03483$✕ 〃

       0.03439$✕ 〃

受取額    16.81$

 

【ARCCの還付金】(特定口座)

金額✕株数  0.03423$✕1086株

       0.03423$✕1100株

       0.03483$✕1125株

       0.03439$✕1143株

受取額   153.31$

 

合計受取額 176.65$(PFF含む)

 

 保有株数から見て、こちらも2021年の各四半期に頂いた配当金に関わる還付金のようです。

 配当金のおよそ8.5%相当額ですので結構な金額です。

 

 

 私が毎年「謎の還付金」と呼んでいるのはいるのは以下の理由です。

 

 私の乏しい米国の税制の知識をもってしても、配当の受益者が負担すべき米国の所得税(10%が源泉徴収)が減免される理由は見当たりません。

 税務当局と配当の受益者との関係において、例え配当直後に会社が破産しようと、「源泉税返すワ」とは成らないでしょう。

 

 PFFはともかくARCCはBDCという事業の性格上、REIT同様に利益の90%以上を株主に配当することで法人税を減免されていますので、税務当局とのやりとりの結果生じた余剰の利益を「納税or配当?」と問われて追加で配当した可能性はあります。

 だったら、税金が源泉徴収されていないのは不可思議としか言いようが有りません。

 

 通常の配当のように、事前に公表された金額ではないので、米国にて10%源泉徴収された結果である可能性は否定できません。

 国内では、ARCCからの証券会社への通知の原本については知るよしもありませんが「Refund」(税還付)と言うことで見逃されたのか?と言うことなのでしょうか。

 

 自制心の欠片も内無いオトコに小金を持たせると・・・ 

 従来の方針通り、ARCC(含むPFF)から頂いたものはBHPの購入に充てました。

 4月になれば再びARCCから12月期の配当が頂ける予定ですし、BHPからも12月期の配当(別途ご報告しますが対前期半減・・・涙)が頂ける予定ですので、これもBHPの購入に充てる予定ですが、それはそれ、これはこれと言うことで。

 

【BHP購入】(3月24日約定)

単価✕数量   57.84$✕3株

手数料      0.85$

支払額       174.37$

 

 今回の購入により、BHPの保有株式は

・特定口座 24株、一般口座 29株

 になりました。

 

 

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3月第4週の資産運用報告・・・彼岸底の次は「セルインメイ」へ向かって

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出遅れおじさんです。

 

 常々このブログで申し上げておりますとおり、基本的な私の投資スタンスは、

・長期保有

・配当重視

 ですので、基本的には株価の上げ下げは本来余り気にしないようにはしており、日々の証券口座残高の集計値の推移は一喜一憂しないつもりでは有りますが、しっかりチェックはしています。

 

 3月第4週末の資産状況のご報告です。

 

 3月第4週は、21日、22日に開催されたFOMCの結果に尽きるでしょう。

 大方の予想通り+0.25%の利上げに留まりましたが、会議終了後の「火消しおじさん改め手のひら返しおじさん(出遅れおじさん命名)」ことパウエル議長会見での

 「年内利下げなんて甘い考えを持つんじゃネーゾ」

 という厳しいタカ派発言にダウ30平均は22日には500$以上下げました。

 

 同じ週のスイス国立銀行(+0.5%)のタカ派姿勢については、クレディスイスの合併により金融不安払拭をアピールしたい姿勢か?と言う見方もあり、これと同様に受け取られ、週末に向けては多少安心感が広がりました。

 

 我が国では、WBC侍ジャパンが優勝したこと、或いは岸田ソーリのウクライナ電撃訪問等ポジティブなニュースもありましたが、日経平均は27,000円台半ばで膠着状態が続きました。

 

 下のグラフでは、第1週末と2週末、第3週末と4週末では大きく差が無いように見えますが、日々の終値ベースでは1週末と2週末の間には対前月末△156.2万円の◯、3週末と4週末の間には同じく▼147.8万円の☓という▼300万円越えの落差があります。

 最近家内の遺産を相続した愚息は株式資産の上げ下げを眺めているらしく「何万円も残高が上げ下げすると心臓に悪い」と言っておりましたので、この数字を見せると「卒倒」するかも知れません。

 

 3月第4週末の主だった指標と、いつもながら並べて表記するのも烏滸がましいのですが私の株式資産(日米株式、REIT等含む、配当除く)の2月末との対比は以下の通りです。

 

     2月末 3週末

日経平均  27,445 27,385(円)

ダウ平均  32,656 32,237 ($)

NASDAQ    11,455 11,823

REIT指数 1843.21 1761.20

 

株式資産 Base  ▼ 97.9(万円)

折線:指標推移(対前月 % 左目盛り)、棒グラフ:資産推移(対前月 万円 右目盛り)



 私 出遅れおじさんの3月に入ってからの株式資産(配当除く)は、対2月末▼97.9万円マイナスになりました。

 これも同じく先日ご紹介したように2月分の上昇(△103.2)を殆ど食いつぶした形で1月末の状態に戻ってしまいました。(「戻っただけ」と言った方が正しいと思います)

 

 対前月末の差異の内訳は、大まかに言うと米国株資産がほぼ▼34万円の✕、日本株REIT資産が▼64万円の✕と言う状況です。

 米国株については先月末に比べドル円相場はほぼ136円台前半から130円台後半まで5.5円弱円高ドル安に戻しましたので、為替差で▼55万円、ドル建てで約△20万円の◯という状況です。

 

 私の株式資産(日米株式、REIT等含む、配当除く)の月次騰落(対前月末)分布に3月第4週末までを当てはめるとマイナス側2本目の左端、大台割れ寸前まで転落しました。

月次騰落(対前月 万円) 2018.1~ N=62



 ロシアのウクライナ侵攻の一日も早い収束を願っています。

 勿論私の場合はT朝のTM川氏とは逆で、ウクライナが矛を収めることでは無く、ロシア軍の全面撤退とプーチンの国際軍事裁判での断罪です。

 

 相場の上げ下げを気にしないと言っても上がれば嬉しいし、下がれば悲しい、ただ上がり過ぎれば落ち着かないというわがままばかりを言っておりますが、いずれにしても、上がった、下がったと騒いでみても、この◯☓は「含み益」「含み損」である事には変わり有りません。

 

有り難うございました。