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出遅れおじさんです。
先日の記事
で、ご紹介したブリヂストン<5108>の12月決算は増収微減益ながら、強気な来期見通しと増配宣言によって、株価が急騰しました。
ただ、結果として、保有している12月決算銘柄の中で、最後に公表された最良の決算報告でした。
少し古新聞となりますが、その他12月決算銘柄のグダグダを纏めました。
【ヒューリック<3003> 業績は順調だけど、株価が・・・】
1月末に公表されたヒューリックの決算は以下の通りでした。
(単位:億円)
売上 純利 1株配当
20年12月期 3,396 636 36円(17.5+18.5)
21年12月期 4,470 695 39円(19+20)
22年12月期 5,234 715 42円(20+22) 今回
23年12月期 - 865 46円(23+23) 予想
売上げ、純利益とも順調に成長しています。
来期も強気な見通しです。
配当も私が知る限り、「日本橋興業」から「ヒューリック」に商号変更した2007年以降15年間増配を達成しています。
優待(3単元以上)のカタログギフトも好評です。
で、万々歳かというと必ずしもそう言う状況ではありません。
過去には増資(不動産業では致し方ないところですが・・・)で株価が下落したこともありましたし、最近では12月の「黒田ショック」で金利上昇による収益悪化を懸念して大下げとなりました。
不動産業に金利上昇は天敵です。
【キヤノン<7751> 業績はほぼコロナ前回復も、配当が・・・】
同日公表されたキヤノンの決算は以下の通りでした。
(単位:億円)
売上 純利 1株配当
18年12月期 39,519 2,527 160円(80+80)
19年12月期 35,932 1,249 160円(80+80)
20年12月期 31,602 833 80円(40+40)
21年12月期 35,133 2,147 100円(45+55)
22年12月期 40,314 2,439 120円(60+60) 今回
23年12月期 42,870 2,700 - 予想
この銘柄だけ少し古くからの決算と並べましたが、22年12月期の決算はほぼコロナ前の18年12月期の売上高、純利益を回復しました。
が、配当は未だ回復できていません。(22年12月期は配当性向50.3%)
来期の配当は非公表ですが、当然復配してくださいますよね! 御手洗さん!
親しげに言っていますが、単に昔飛行機で臨席になっただけの間柄ですが。
【花王<4452> 大減益で・・・】
2月2日に公表された同社の決算は以下の通りでした。
(単位:億円)
売上 純利 1株配当
19年12月期 15,022 1,466 130円(65+65)
20年12月期 13,819 1,345 140円(70+70)
21年12月期 14,187 1,261 144円(72+72)
22年12月期 15,510 1,096 148円(74+74) 今回
23年12月期 15,800 860 150円(75+75) 予想
売上げはコロナ前を回復していますが、純利益は19年をピークに3年連続で減少、来期も減益の見込みです。
原材料価格の高騰に販売価格の転嫁が追いついていないようで、経営責任明確化のため
にありますように、社長は30%の役員報酬を返上することとなりました。
花王はマネー雑誌にも度々掲載されていますように、来期の増配で34期連続の増配となりますが、配当性向は79.2%です。
今期以降の奮起を期待したいと思います。
有り難うございました。