出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

驚愕の中間決算発表と嬉しい増配のお知らせ・・・週明けは再び東京エレデバ祭り?

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 東京エレクトロンデバイス(2760)が先週末(10月28日)の取引時間終了後に中間決算を発表しました。

 

 同社は、東京エレクトロン(8035)グループの技術商社で、正確には東京エレクトロンの株式保有比率は40%に満たないので「子会社」では無いのですが、半導体活況の流れに乗って売上げ・利益が急成長しており、かつ高配当(基本は“親”会社への利益還流)が求められており、私のカテゴライズでは「優良子会社銘柄」の雄です。

 

 ただ、同社は時価総額600億円程度の(失礼な言い方で申しわけありませんが)規模の会社ですので、好決算or自社株買いで株価が急騰したり、好決算でも想定の範囲を上まわらずに失望売りで暴落したりの、賑やかな銘柄です。

deokureojisan.hatenablog.com

 

deokureojisan.hatenablog.com

 

 今回の決算も、前年に引き続き「驚愕」に近い内容で、10月末の中間決算発表に先立ち、9月の末に中間決算の業績予想の修正が発表されるという、奇特な銘柄です。

 (上記記事の通り、前年は期待過熱で株価は下げてしまいましたが)

 

 直近の決算状況と、今回の中間決算、並びに2023年3月期予想は以下の通りです。

 (単位:億円)

 

       売上高 純利益 1株配当

2019年3月期 1,410  23   93円(40+53)

2020年3月期 1,353  22   90円(40+50)

2021年3月期 1,432  31  125円(40+85)

2022年3月期 1,797  50  205円(105+100)

2022年中間   1,117  35          今回発表

2023年3月期 2,300  76  310円(145+165) 予想

 

 何よりも、2020年3月期以降の増配ペース

20年→21年  +38.9%

21年→22年  +64.0%

22年→23年  +51.2%

 には「驚かされる」以外の表現はありません。今回は増配ペースが鈍ったといえなくもありませんが、3年で配当が3.4倍になる銘柄はそうそうあるものではありません。

 

 決算内容自体は事前にアナウンスされていたので、既に株価は9月末からジリジリと上昇傾向にはありました。

 ただ、今回の増配発表が金曜日の大引け後でしたので、月曜日以降は「東京エレデバ祭り」再燃か! と思いますが、この銘柄は上げた後の「下げ」が結構きついので要注意です。

 

 大きな声では言えませんが、私自身、昨年秋の急騰時にお小遣い勘定で、信用買いに出て「大やけど」を追っています。

 私如きが投資を語るとは笑止千万と言われそうですが、「長期投資に勝るもの無し」は私の信念になりつつあります。(波乗りが下手なだけですが)

 

Yahoo Finance殿サイトより借用



 

 先週末の株価と、今年度の予想年間配当で、配当利回りは5.1%(!!)です。

 

 「高配当利回りにはワケがある!」・・・思いつきません。

 

 有り難うございました。