当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。
出遅れおじさんです。
常々このブログで申し上げておりますとおり、基本的な私の投資スタンスは、
・長期保有
・配当重視
ですので、基本的には株価の上げ下げは本来余り気にしないようにはしており、日々の証券口座残高の集計値の推移は一喜一憂しないつもりでは有りますが、しっかりチェックはしています。
10月第3週末の資産状況のご報告です。
第3週のトピックスは、9月に開催されたFOMC(連邦公開市場委員会)の議事要旨が13日に公開され、11月のFOMCでテーパリング開始を決定、11月か12月半ばに縮小が開始され、景気回復が順調であれば2022年半ばには完了出来るとの認識が示されました。
何となく11月のテーパリング公表は既定路線となってきましたので、開き直った雰囲気で週末は各指数とも大幅に上昇、米ドルも順調に上昇しました。
中国の大手不動産会社恒大集団は結局中国元建ての利払いは行っているようですが、ドル建ての利払いは先送りされているようです。国慶節の長期休暇明けの上海市場はどうなったのか、チェックもしていないのでコメントできません。
(香港市場では取引停止が続いているようですので・・・)
国内のマーケットについては当ブログでははっきりと「キッシーショック」と呼んでいますが、引き続き岸田文雄総理の経済政策に対する失望感は強いようでしたが、米国株高に伴って週末は29,000円台にはギリギリ戻しました。
当初言われていた、金融所得課税については、有る経済評論家のコメントで聞きましたが、自民党の税調ではずっと継続的に出されていた長年の増税ネタらしく、高市政調会長も、岸田総理も支出の「財源」ネタとして一番不興を買いそうに無いものとして、総裁選出馬にあたりつまみ食いしたようです。
岸田総理もこれを先送りする事としましたが、だからといって急激に相場は回復するとは思えません。
以前の記事
で、ご紹介しましたが、官僚に政策に口出しをさせ、それを「ひとつの意見」として容認する政治家の姿勢こそを問われているのだと言うことに気づいて欲しいと思います。
何時もながらのコメントで恐縮ですが、「ナンの根拠かよくわからないものの」発出されていた緊急事態宣言等は漸く9月末で全面解除になりましたが、「さらに因果関係はよくわからないものの」飲食店へは段階的にしか緩和されず、影響を受けた小売業や飲食業、交通・宿泊業等業界への強力な支援を求めます。
10月第3週末までの主だった指標と、いつもながら並べて表記するのも烏滸がましいのですが私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の9月末との対比は以下の通りです。
9月末 1週末 2週末 3週末
日経平均 29,452 28,771 28,049 29,068(円)
ダウ平均 33,843 34,326 34,746 35,294($)
NASDAQ 14,448 14,568 14,579 14,897
REIT指数 2071.70 2017.67 2033.50 2094.92
株式資産 Base ▼ 32.4 ▼ 18.4 △ 79.9(万円)
私 出遅れおじさんの10月に入ってからの株式資産は、第3週に至って各指標の改善に合わせて急激にプラスに転じました。
対前月末の差異の内訳は、大まかに言うと米国株資産がほぼ△79万円の◯、日本株REIT資産が△0万円の◯と言う状況です。
日本株REIT資産に関しては、正確にはゴセンゴヒャクエンの◯、首どころか髪の毛の先がやっと水面から出ている状況です。
先月末に比べドル円相場は111円台前半から114円前半まで3円ドル高になりましたので、米国株式資産は純粋に為替差で△40万円強、ドル建てで△39万円の増という感じでしょうか。
私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の月次騰落(対前月末)分布に10月第3週末までを当てはめると、プラス側二番目のゾーンまで急上昇しました。
ワクチン効果(と私は信じていますが)によりさらに上昇の風に乗れるのか、コロナショックからの一日も早い回復を切望するところですが、新政権の財政政策には今ひとつ期待が持てないのが悲しいところです。
相場の上げ下げを気にしないと言っても上がれば嬉しいし、下がれば悲しい、ただ上がり過ぎれば落ち着かないというわがままばかりを言っておりますが、いずれにしても、上がった、下がったと騒いでみても、この◯☓は「含み益」「含み損」である事には変わり有りません。
有り難うございました。