出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

優良子会社銘柄(2) 兼松エレクトロニクス(8096)より配当金を頂きました

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出遅れおじさんです。

 

 兼松エレクトロニクス(8096以下KEL)より配当金を頂きました。優良子会社銘柄の第二弾です。

 KELは名前の通り、総合商社の兼松が株式の58%弱を保有している子会社で、ストレージ等のハード供給とシステムインテグレーションを事業の中心にしています。

 情報通信系の事業なのでコロナの影響は比較的軽微、かつ強力な優良顧客を抱えているので通期業績見通しは対前年売上高は9.7減ですが、経常利益は微増の見通しとのことです。

 この手の優良子会社銘柄の常で、50%前後の配当性向を維持しておりここ数年は増配を維持していきました。

2017年3月期 中間40円、期末50円、通期  90円

2018年3月期 中間45円、期末65円、通期110円

2019年3月期 中間55円、期末70円、通期125円

2020年3月期 中間65円、期末70円、通期135円

 

 さすがに今期は前期据え置きで、配当利回りは3.4%です。ここ数年は増配と株高がほぼバランスしており、3%台半ばで安定しています。

 以前(10年前くらい)は親会社の兼松との親子上場廃止の話も噂としてはありましたが、不思議と近年の親子上場廃止のブームにおいては名前を聞かなくなりました。

 それどころか、2015年にはKELが自らの子会社(兼松から見ると孫)の日本オフィス・システムをTOBしました。

 

 さすがに総合商社だけあって兼松の売り上げ規模はKELの10倍程度(7000億対700億)ですが、営業利益は3倍(300億対100億)、売上高利益率は親の3倍以上あるのですから、食べずに置いておくと美味しい子会社である事には違いないと思います。

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Yahoo Finance 殿より引用

 株価はチャートをご覧頂くとお判りの通り2018年半ば最高値をつけた後下降気味でしたが、2020年に入って上昇を続け、コロナ禍を乗り越えてさらに上昇気味です。

 この会社も親会社思い、株主思いの良い会社ではあります。

 

有り難うございました。