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出遅れおじさんです。
東京エレクトロンデバイス(2760 以下エレデバ)が第一四半期決算を発表しました。
エレデバは名前の通り東京エレクトロン(8035)のグループ会社で、私のブログでは兼松エレクトロニクス(8096)等と並んで「優良子会社銘柄」として紹介していますが、エレデバ自体は東京エレクトロンの株式の保有比率は三分の一強なので、厳密な意味での子会社ではありません。
本日発表の第一四半期決算の概要は以下の通りでした。
売上高 506億円 (前年同期比△23.6%増)
経常利益 21億円 ( 〃 △80.7%増)
純利益 14億円 ( 〃 ▼20.1%減)
前縁同期に比べ純利益のみ減少となっていますが、これは同社の説明では、前年に計上した連結子会社による固定資産売却等による特別利益の反動減とのことです。
23年3月期の売上高、純利益、配当等の見通しについては、前年決算発表時からの見直しはありません。
今回反動減となった純利益も、年度見通しの25%はキッチリ確保しています。
中国の戯けた「ゼロコロナ」政策による物流等供給網の混乱による減収減益リスクは、半導体部門に限らずあらゆる分野で不可避の状態となっていますが、「ジタバタしてもしょうが無い」と考えるしかないようです。
エレデバの株価は昨年の第一四半期決算発表直後の狂乱の9,000円超えからは落ち着いたレベルで推移している状況です。
本日の決算発表も大引け後の15時半でしたが、好決算を期待してか、ジリジリと朝から値上がりしてきました。
本年の配当見通し(240円!!)で配当利回りを計算すると4.4%ということで、「高配当利回りには訳がある」の理屈によれば、単に株価が一時より低迷していると言うことに尽きます。
再び、「驚愕の自社株買い、アゲイン!」
投資家とは何と欲深い人種でしょう!
(いえ、決して皆様のことではありません)
有り難うございました。