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出遅れおじさんです。
先週末に引き続き、手持ち銘柄の中間決算状況を「パトロール」していて、「予想だにしなかった」
(失礼な言い方で恐縮です。元いた会社のメインバンクでしたので、多少気遣って)
ことでしたが、みずほFG(8411)が通期見通しを修正、増配を発表しました。
記憶に有る限り(正確には2015年以降)、7.5円(最近は株式併合で75円)配当でしたので、万年75円配当というイメージが定着してしまっていました。
同社の株価は、低金利の逆風と色々なトラブルで低迷を極め、逆に高配当利回り銘柄に位置づけられて来ました。
ただ、株価に期待は持てませんが、売却金額と同等の投資で同額の配当を得るのは難しく、売るに売れない元本割れ銘柄です。
(凡そ気遣っているようには・・・)
合わせて週末に発表された、三井住友FG(8316)とあおぞら銀行(8304)の各行の中間決算状況をご報告します。
「なんで あおぞら?」
単に私が株式を保有しているからに他なりません。他のメガバンク2社と比べるのも申し訳なく、「ついで」に並べたようで恐縮です。
「三菱UFJFGは?」
決算発表が15日ですし・・・以前保有していたのですが、過去の記事
でご紹介しましたように、ピーターラビットのタオルをくれなくなったと言うだけの些末な理由で売却しました。
ただその後、同社の株価は700円台から400円台に降下、最近やっと600円台半ばまで戻してきているので、私はピーターラビットを投資の守護神として奉り・・・
決して、神頼みに走るようなことはしておりません。
【2/四期経常収益 比較】
銀行なので、「売上げ」に相当する営業収益の状況は以下の通りです。
みずほ 対前年同期比 △ 0.1%増
三井住友 〃 △ 0.8%増
あおぞら 〃 ▼12.5%減
メガ2社と比べるとあおぞらはややジリ貧気味と言わざるを得ません。
【2/四期純利益 比較】
純利益の状況は以下の通りです。
みずほ 対前年同期比 △78.9%増
三井住友 〃 △68.8%増
あおぞら 〃 △28.5%増
各社の前年(2021年3月期)2/四期は、さらにその前の2020年3月期2/四期に対して、純利益はそれぞれ、▼25.0%、▼37.5%、▼25.3%減少していたので、メガ2社は大幅に純利益を増やし、あおぞらは漸く2020年3月期並の純利益に復帰したと言うところでしょう。
【通期純利益予想 比較】
前期(2021年3月期)決算段階での通期純利益見通し、及び2/四期決算発表段階での修正状況は以下の通りです。
前期決算時 2/四期決算時
みずほ 5,100億円 5,300億円(+ 3.9%)
三井住友 6,000億円 6,700億円(+11.6%)
あおぞら 300億円 300億円( - )
【配当の実績値、修正値 比較】
前年度配当実績、及び前年度決算発表時の配当見通し、今回の増配見通しは以下の通りです。年間配当(中間+期末)で表記しています。
あおぞらは年4回配当ですので、1/四+2/四を中間、3/四+4/四を期末として表示。
赤字は修正の数値。
前年実績 当初予想 今回修正
みずほ 75円(37.5+37.5) 75円(同左) 80円(40+40)
三井住友 190円(95+95) 200円(100+100) 210円(105+105)
あおぞら 124円(60+64) 128円( 64+ 未) 128円( 64+ 未)
三井住友FGは増配に合わせて、自社株買い及び 焼却 (正しくは 償却 消却です 昔は本当にシュレッダーにかけ、燃やしたそうです)を発表しました。
(お詫び:二重のミスで、ボケ損ない・・・お恥ずかしい限りです)
週明けは「お祭り騒ぎ」でしょうか。
勿論、商社株のように、増益・増配発表でも暴落することがありますので、自己責任でお願いします。
有り難うございました。