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出遅れおじさんです。
【今日は「投資の日」ですが・・・】
昨日に引き続き、「投資の日」を記念するにふさわしい(?)下げっぷりでしたね。
私は昨日▲110万円超、本日は米国株を除いてそれ以上「溶けて」しまいました。
(実損がでているわけではないので「溶ける」という表現は正しくありませんが)
で、下がった御利益は・・・?
買いに走るほどの下げでもありませんし、後日ご報告しますが、定例のETFの買い付けは昨日の下げはじめで実行してしまいました。(相変わらず・・・)
随分戻ってしまったような気がしますが、7月や8月の半ばにはこの水準でしたので、 ドンマイ!
【介入? 余計なことを・・・でも】
昨日公表された米国の雇用動態調査(JOLTS)が大幅上昇したことで「Good news is bad news」再び!という感じで、長期金利が上昇、ドル円相場は2022年10月以来約1年ぶりに150円/$に達しました。
その瞬間一気に147円台まで円高が進みました。
明らかに為替介入したものと思われますが、神田財務官は言及を避けましたし、本日(10月4日)の文化放送「おはよう寺ちゃん」に出演された森永康平氏は時間帯や変動幅から見て介入ではないのでは?と疑問を呈されていましたが、以下介入があったという前提で話を続けさせて頂きます。
介入については、全く無駄なことを、といわざるを得ませんが、過去の記事
で、ご紹介しましたように思わぬ余録が生じてしまうことを期待したいと思います。
「外国為替特別会計」という巨大な埋蔵金にスポットが当たってしまったからです。
国民民主党の玉木代表が「ウハウハ」と代表質問の場で表現したほどでした。
以前ご紹介しましたが、G7諸国の中でも、我が国はGDPに対する外貨保有比率がべらぼうに大きい国です。
これだけの外貨を保有する必要がどこにあるというのでしょう。
今回も為替差益で「ウハウハ」ですので、以下の減税論争と併せて期待したいものです。
【これだけ減税を煽って、解散して、空振りだったら・・・】
岸田ソーリの、「成長の果実(税収)を国民に還元」発言を受けて、もう既に「解散」前提で、いろいろ減税煽り発言が自民党内を中心に高まっています。
しかし不思議なことに、議論は所得税・法人税に関わる減税が中心ですが、何か一つ忘れていませんか?
下のグラフは財務省がまとめた税目ごとの税収額の推移です。
グラフが細かくて恐縮ですが、アベノミクスが始まる前の2012年と本年(2023年予算)を比較すると三大税目では圧倒的に消費税の税収増が大きいです。(2回も増税している影響もあるでしょう)
2012年 2023年(予)
消費税 10.4兆 23.4兆(2.25倍)
所得税 14.0 21.0 (1.5倍)
法人税 9.8 14.6 (1.5倍)
どうして、誰も消費減税に触れようとしないのですか。
成長の果実の大半は消費税収の増によるものでしょう。
逆進性が高いので貧困対策にもなりますよ。
消費税の減税が国民への最大の還元ではないですか?
有り難うございました。