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出遅れおじさんです。
【モーサテ日記プチ】矢嶋さんの仰る通りになれば良いけれど
【おことわり】
「モーサテ日記」は以前モーサテのキャスターをされていた佐々木明子さんの日経マネー誌の連載タイトルです。佐々木明子さんがWBSに異動されて連載タイトルが変わりましたので勝手にパクっています。
本日(10月16日)のモーサテ「プロの眼」のゲストはニッセイ基礎研究所の矢嶋康次氏でテーマは「臨時国会の焦点 期待値が上がった『所得税減税』」でした。
矢嶋氏はモーサテコメンテーター人の中で私が評価している数少ないメンバーの一人ですが、同氏は過去の減税規模のリストまで示し、数兆円規模でなければ・・・と期待を語りましたが、やや楽観的に過ぎるのでは?と感じざるを得ません。
岸田ソーリが表明した、「税収増の還元」を受けて、当初は自民党内から「所得減税」(+法人減税は出てきましたが、消費税減税はタブーなのか?)発言が相次ぎました。
それを受けて、「ザイム真理教」の広報マンである鈴木財務大臣は早速、税収増は財源にならない、と火消しに回り、
森山総務会長は「過去の所得税減税の効果の検証を」と援護射撃しました。
何となくそういう空気を察したのか、党内からも「減税」発言は霧散してしまいました。
まるで「お笑いニュース」のように本日、岸田ソーリが都内のスーパーを視察、
「価格の高騰を実感」(今頃何を・・・という突っ込みは置いておいて)した、とのことでこれを受けて「思い切った対策を実行する」と述べたとのことですが・・・
「国民への還元」という期待だけ火を付けておいて、財務省をコントロールできずにうやむやの内に僅かな給付金でお茶を濁すのでは、と思われていることが支持率の低下につながっていると言うことを、感じ取って無いようで・・・
【サムティレジデンシャル投資法人<3459>より分配金】
サムティ・レジデンシャル投資法人<3459 以下サムティRR>より分配金をいただきました。
サムティ自体はホテル等も運営していますが、サムティRRは住居、しかも非東京23区、どちらかというと中部・関西(計44.7%)の物件が中心で、23区の物件は6.7%(内都心5区は0.6%)にすぎません。
収益 純利益 分配金(括弧内は超過分配込み)
22年1月期 4,840 1,832 2,381(2,764)
22年7月期 5,408 2,135 2,775(3,021)
23年1月期 5,493 2,029 2,420(2,753)
23年7月期 5,822 2,148 2,562(2,788) 今期
24年1月期 5,788 2,222 2,649(2,820) 予想
24年1月期 5,517 1,847 2,202(2,500) 予想
サムティRRは定常的にキャッシュマネジメントの一環として、償却費から今後の投資額等所要額を差し引いた額を超過分配金として通常の純利益と合わせて分配しています。
地方に立地する賃貸住宅等の都市部立地物件に対するハンディを埋めるための致し方無い施策だと思っています。
同様に地方立地物件中心のマリモ地方創生リート投資法人<3470>も超過分配を行っています。
今回分配金で4.9%でJリート全体では「上の下」くらいの位置づけです。
上記のキャッシュマネジメント戦略が理解されているのか、投資口価格は11万円~13万円くらいのボックス圏に留まっており、今は底値状態です。
かといって、積極的に「買い」に出るかというと、大和証券リビング投資法人(8986)のように来年の枠を前借りしてでも、という気にはなれません。
投資は自己責任で・・・
有り難うございました。