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出遅れおじさんです。
昨夜(9月13日)就寝前に公表された、米国消費者物価指数(CPI)のニュースは衝撃でした。
実は、私自身直前までCPI上昇懸念の払拭で株価高騰! と言っていましたので、これほど深刻な状況とは想定していませんでした。
公表された結果は以下の通りでした。
CPI総合 対前年 +8.3% 市場予想+8.1%(7月:8.5%)
コアCPI 対前年 +6.3% 市場予想+6.1%(7月:5.9%)
私自身かねてから申し上げてきましたように、
「市場予想・アナリスト予想って、ナンボのもんじゃい!!」
と、嘯いてきましたように、市場予想を上まわったことをそれほど重大に受け止めてはいません。
私が最も驚いたのは、CPI総合が7月を下回ったものの、コアCPI(日本と異なり、食品・エネルギーを除く指数)が7月を大きく上まわったことでした。
ウクライナ情勢に伴うエネルギー価格の高騰や、経済活動再開に伴う供給制約なんて一時的なものでは無く、人件費高騰(労働参加率が復帰していないというのもコロナの影響そのものですが)を起点としたインフレが本格化している、と感じざるを得ません。
上記のような状況で、9月のFOMCでは0.75%利上げに加え0.50%利上げを想定する比率が高まりつつありましたが、一気に0.50%予想は消滅し、1.00%予想が台頭してくる有様となりました。
結果として、ニューヨーク株式市場は二年ぶりの大暴落、それを引き継いでの東京市場も大きく下げました。
私個人の保有株式資産は昨夜東京市場大引け時点で対前月末△96.6万円と大きく◯になっていましたが、昨夜一晩で米国株式は▼54万円(▼3.6%)の☓(ドル高で◯30万円、ドル建てで▼84万円の☓)、となリました。
開けて本日の日本株REIT保有資産は▼31万円(▼1.1%)の☓、合わせて85万円の被害、と言うことで対前月は何とか△22万円と辛うじてプラス圏に留まっている状態です。
この記事を書いている時点ではニューヨーク市場は開いていませんので、今夜の状況が気になります。
「オイッ! 日々の株価の上げ下げに一喜一憂しないは、何処へ言った!!」
そりゃー気になりますよ。人間だもの。
(一昨日、八重洲から日比谷への道中で久しぶりに「相田みつを美術館」の前を歩きましたので)
有り難うございました。