当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。
出遅れおじさんです。
大和証券リビング投資法人(8986)から分配金を頂きました。
同法人は旧名称日本賃貸住宅投資法人でしたが、2015年12月に大和証券グループをスポンサーに迎え、2020年4月に同じ大和証券グループの日本ヘルスケア投資法人吸収合併し通常の(と言う表現は変ですが)賃貸事業と、高齢者向け施設を保有する複合型REITです。
大和証券グループの大和証券リアル・エステート・アセット・マネジメント社は本法人と大和証券オフィス投資法人(8976)の2法人の上場REITと、レジデンシャル・ホテル・ロジスティックスの非上場オープンエンド型投資法人(所謂私募REIT)3法人を運営しています。
本法人は私の保有銘柄の個別REITの中では、一番古い銘柄です。
事前に勉強したとおりテンバガーは望めないが安定的に分配金を頂けると言う年金生活への移行に当たっては最も望ましいタイプの投資先で、特に本法人は投資口価格は比較的安定、並びに分配金も安定して増加基調に有り、優等生的REITで、私がREIT投資にもウエイトを置く切っ掛けとなった投資法人です。
賃貸部門はタイプとしてはファミリー向けというより、単身者向けワンルームタイプが三分の二近くを占めています。ワンルームタイプが中心と言うことは首都圏を初めとした三大都市圏のウエイトが高く8割超を占めています。
住居型REITのコロナ禍の最大の不安要素はリモートワーク(ビジネスのみならず大学の授業等の教育も含む)ですので、ヘルスケア法人との合併はそう言う不安要素を緩和してくれるのでは無いかと期待しています。
直近の一口あたり分配実績、並びに今後の見込みは以下の通りで、分配金利回りは4.7%です。
2019年3月期 1,990円
2019年9月期 2,040円
2020年3月期 2,028円
2020年9月期 2,190円(今回)
2020年3月期 2,160円(予定)
2020年9月期 2,160円(予定)
今更言っても詮無いことですが、コロナ騒ぎの前まで、特に2018年~19年にかけてインバウンド効果の期待も有り、ホテルREITが一番伸びそうだと予測してホテルREITに手を伸ばしたのが、と言うか、手を引くのが遅れたのが今年の最大の反省点です。
私自身はポートフォリオの維持やリバランスなんて洒落たことは思ってもみたこともしたこともありませんが、同法人は今年売却したホテルリートの代替として来年の投資枠で買い増しする予定です。
有り難うございました。