出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

【小ネタ二題】パウエル議長発言と大和証券リビングRの分配金

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

【「火消しおじさん」本領発揮】

 

 小ネタと言うには申しわけ無いのですが、投資家の皆様にとって今月最大のイベントは今週のFOMC(連邦公開市場委員会)の結論とその後の議長発言でしょう。

 報道等でご案内の通り、FOMCはインフレへの対決姿勢を鮮明にし、27年ぶりと言われる0.75%の利上げを決定しました。

 0.75%の利上げはマーケットではすでに織り込み済みというのが共通認識ですが、その後のパウエル議長の会見に注目が集まりました。

 

 パウエル議長は会議後の会見で、市場の混乱を慮ってか、「0.75%の利上げが標準とはならない」(毎回0.75%の利上げをするとは限らない)というメッセージを発信。

 

 これを受けてニューヨーク市場は一気に上昇に転じました。

 

 久しぶりに「火消しおじさん」の本領発揮と言うところでしょうか。

 

 ただ、パウエル議長が利上げによるマーケットへの影響について「 Soft Landing」では無く「Softish Landing」と表現したという所は多少気になります。

 

 私個人の考えですが、「Softish」は「Soft」と「Hard」の間のどの辺りかと言えば、「Hard」のやや「Soft」よりと言うのが正しい解釈ではないでしょうか。

 決して、「Soft」のやや「Hard」よりでは無いと思います。

 

 私の勝手な命名ですが、「火消しおじさん」改め「手のひらがえしおじさん」或いは「卓袱台返しおじさん」にならないで頂きたいと思います。

 

大和証券リビングRより分配金を頂きました】

 

 大和証券リビング投資法人(8986 以下大和LR)より分配金を頂きました。

 旧日本賃貸住宅投資法人は2020年4月に、同じ台大和証券グループの日本ヘルスケア投資法人を吸収合併、名前の通り賃貸住宅事業とと高齢者向け施設を運営する複合リートです。

 物件の立地は関東地区で半数強、中部・近畿地区含めて90%弱なので都市部中心と言っても良いでしょう。

 

 住居と高齢者施設の割合はほぼ、7割、3割という感じです。

 

 直近の分配金と今後の見通しは以下の通りです。

 

20年3月期 2,028円

20年9月期 2,190円

21年3月期 2,160円

21年9月期 2,160円

22年3月期 2,180円(今期)

22年9月期 2,180円(予想)

23年3月期 2,180円(予想)

 

 ほぼ、分配金は安定しています。

 

 他の住居専業のリートもオフィス同様ジリ貧傾向に有りますので、高齢者施設の堅調ぶりが注目されます。

Yahoo Finance殿サイトより借用



 分配金利回りは3.8%で、上場リートの中では中位以下です。

 むしろ高利回りには訳があると言うことでしょうか。

 私の保有銘柄は高利回り銘柄が多いですが・・・

 

有り難うございました。