出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

会社に惚れるなとは言われるが・・・ANA 頑張れ!

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出遅れおじさんです。

 

 27日にANAホールディングス(9202)は2021年3月期の中間決算、通期見通しを公表しました。上期(4~9月)の全日空の旅客数は国内線で79%、国際線で96%減少したとのことです。

 国内線に関してはGOTOトラベル等の効果もあり徐々に持ち直しているようですが、国際線は欧米等の状況を見ると先行きはまだまだ暗く、通期では過去最大の5,100億円の赤字の見込みであるとのことです。

 4,000億円の劣後ローン(金利は高いが破綻時の回収順位が低いので資本の増強と同等にみなせる)を含めた財政対策と、人件費や航空機の保有の削減等の収益対策を強化することとしています。

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Yahoo Finance 殿より引用

 2020年3月期の期末は無配でしたので、2021年3月期も当然無配の見通しですが、マーケットはとっくに織り込み済みの模様で、コロナ騒動以降株価はボックス圏を上下しており、今回の決算発表でも特段のダウンはありませんでした。

 

 コロナの影響、

感染拡大→移動制限(or自粛)→宿泊×、交通× 

 を考えれば、交通業界では一番影響を受ける航空会社の株をまだ持ち続けていていいのか?と自問自答をしていますが、私個人としてはこの会社には愛着があります。

 

 株式投資の格言の一つに、「投資先の会社に惚れるな」というのがあります。その会社に対して妙な思い入れがあると、冷静にその会社の株の売買を判断できなくなるということです。

 

 以前他の記事にも書きましたが昔出張族をやっていた関係でこの航空会社には大変お世話になりました。

 最上位のダイアモンドメンバーを途中異動等あったので中断はしましたが、通算5年維持できました。

 毎年潤沢に頂けるアップグレードポイントを利用して、海外出張でファーストにアップグレード(Fクラスのビンごとキャビア、美味しいです)したり、有り余ったマイルを利用して家族でヨーロッパ旅行したり(家族4人ビジネス利用で36万マイル)、等々ありますが、一番助かったのは、座席の変更や空席待ちの優先度が高く大抵のわがままを聞いて貰えたと言うことでしょう。

 そういうこともあって、この会社には、赤いヒコーキの会社のように国有化されること無く、来年度の黒字化を目指して頑張って頂きたいと思います。

 

 と言って、オマエはこの状況下で同社の売り上げに貢献しているのかと言われると、1月にエアバスA380就航記念の株主限定ツアーでホノルルまでビジネスで往復した以降一切航空機を利用しておらず、せいぜいマイレージモール等の通販利用というショボい貢献しか出来ておりませんので、株主の風上にも置けないヤツである事には変わりがありません。

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2020年1月撮影 フライングホヌ ホノルル行き

有り難うございました。