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出遅れおじさんです。
ヒューリック(3003)が中間決算を発表しました。
ただ、同社の発表に先立ち、日経新聞等では
の、ように同中間期の経常利益は580億円弱で最高益との見込みであることがすでに報じられてきました。
モーサテでもニュースの一項目として上げられていました。
言うまでも有りませんが、上記の記事によれば、みなとみらいの複合ビルや千代田区等の中規模オフィスビル等の売却益ならびに、一時期話題になった汐留の「電通ビル」の取得により賃料収入の計上が開始された等の積極的な営業政策が奏功しているようです。
上記記事でも触れられていますが、都心5区のオフィスの空室率は約6%と供給過剰の目安とされる5%を上まわっていますが、ヒューリックの23区の物件の空室率は1%以下とのことで、駅近等の立地の良さが評価されているようです。
今回発表された決算の状況は以下の通りです。
売上高 2,474億円(前年同期比△12.4%増)
経常 575億円( 〃 △ 1.6%増)
純利益 369億円( 〃 △ 2.9%増)
ただし、経常利益は22年12月期通期見通しの50%を達成していますが、純利益は49%とやや未達状態です。
上記の日経記事を受けて、同社の株価は上昇の気配を見せましたが、今日の発表を受けてやや下げてしまいました。
穿った見方を許して頂ければ、決算発表の内容自体はそう悪いものではありませんが、通期純利益に対する進捗率が50%を切っているというイメージの悪さを糊塗せんがために「経常最高益!」のニュースをリークしたのではと受け止めることも出来ます。
収益力のある会社なのでそこまでしなくとも・・・
と言う思いです。
そこそこの配当利回り水準(3.8%)と何よりも魅力的なギフトカタログ優待がある限り同社株式の魅力は変わらないと思います。
有り難うございました。