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出遅れおじさんです。
以前ご報告したように、定年退職に向けて年収が減少しているなかでふるさと納税を限度額一杯までやっているとしみじみ感じるのは「げに恐ろしき(正しくは過去の話ですので恐ろしかったと言うべきでしょうが)は累進課税かな」と言う思いです。
資産形成を目指されている方、あるいは投資家の皆さん、ご自身・あるいは担当の税理士を通して確定申告されている方は当然のこととは感じていることと思います。
2018年までは現役当時の年収でしたので寄付可能額は41万7千円でした。(私の年収を逆算されそうですが・・・)
2019年は年後半から顧問に下がりましたので年収は17%ダウンで、寄付可能額は27万2千円(35%ダウン!)
2020年は年後半から非常勤に変わりましたので年収はさらに対前年比35%ダウンで、寄付可能額は16万4千円(40%ダウン)
ここからさらに年収が減少していくと、年収の下がりと寄付限度額の下がりの乖離は少なくなっていくのだろうと思われます。
私より高収入のかたですと、収入の増より遙かに寄付限度額が高くなる(即ち多額の税金を徴収されている)と思います。
2019年の年末調整も驚きでした。
勤めていた会社の役員報酬は毎年ほぼ同じ額でしたので、年末調整は基本的には生命保険等の控除の反映のみでした。
この年、役員を退任し7月から報酬が減少(A→Bに減少したとします)、1月~6月は報酬A円に見合った源泉徴収額a円、7月~12月は報酬B円に見合った源泉徴収額b円でした。
従って年間で源泉徴収された額は(a+b)/2で、年末調整で報酬(A+B)/2円に見合った税額に補正されたのですが、その差額(還付額)はナント20万円弱にも昇りました。
「累進課税恐るべし」です。
ナニ? オマエ如きの庶民が累進課税について語るのは笑止千万?
いや、私ごときでも実感してしまいました。
累進課税の呪縛からようやく逃れられようとしています。
有り難うございました。