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出遅れおじさんです。
9月も下旬に入りましたので、そろそろ年明けの確定申告に向けての準備に取りかからなければなりません。
「エッ? もう?」、「鬼が笑うゾ!」
という声も聞こえそうですが、私事ですが、2021年の6月に非常勤顧問という立場も離れ、本格的に年金生活に移行しましたので、「総合課税」か「分離課税」か、とても悩ましい状況になっています。
これまで「分離課税」であっても、「恥ずかしながら損益通算に縋る思い」で、延々申請書に入力してきましたので、「総合課税」の申請自体悩むものでもありません。
本年の私の課税所得が330万円という限界税率10%と20%の境界あたりになりそうなのです。
「バカヤロウ! ネットで調べろ! 分離課税15%が総合課税で20%になっても、配当控除10%を差し引けば『課税所得695万円以下なら総合課税がおトク!』って書いてあるだろ!」
と、言う声も聞こえそうですが、それは配当の100%が「株式」の場合であって、REITや投資信託で配当控除を受けられないものの比率が上がってくれば、695万円の損得分岐ラインが急に330万円まで下がってくるのです。
【大きな声では言えませんが】と言って小さな字でも書けないので薄い色で・・・
R天証券とD和証券の年間取引報告書は、REITの分配金は株式の配当と合算で表示されるので・・・
今年は、前年不振を極めた投資信託が盛り返して2月か3月頃から分配金が課税されていますので、その辺が今年はズシッと肩に乗ってきます。
そんな状況のなか、今年の対処方針(それほどのものでも無いですが)以下の通りにしたいと決意するにいたりました。
1.家内名義の配当の課税方法の選択
家内に関しては、今年の初めに退職しましたので、配当以外の所得は無いため、「分離課税」にして私の扶養に入れるより、「総合課税」にして配当控除を満額受けた方が有利との結論になりました。
私の扶養に入っても、所得控除により受けられる減税額は、所得税最大20%✕38万円と住民税10%✕33万円ですので最大10.9万円です。
「総合課税」によるメリットはこれよりも大きいです。
2.自分自身の配当の課税方法の選択
自分自身について言えば、「分離課税」か「総合課税」か、は年明けに申告書を作成する段階でそれこそ「ワンクリック」で選択可能ですので、年明けに頂ける各口座の報告書を見て両方申告書を作成してみて税額の少ない方を選択すれば良いだけです。
ただし、「分離課税」を選択せざるを得ない場合に備えて、如何に上手く「損出し」して、源泉徴収税を 奪還 還付を受けるかが、予め準備が必要です。
手元のエクセルシートには取得来の損益等判るようにはなっていますが、過去損出しして買換を実施したのは反映されていないので・・・
そう言う意味でこの連休は各証券口座の手持ちの株の損益状況を眺めて過ごしました。
が、損出しできそうなのは・・・
ANA・・・
ビヨンドミート
結局40万円出せれば良い方か?・・・
相場が下がれば文句を言い、相場が上がれば上がったで損出しネタが無いという、面倒くさいオトコです。
でも、優待狙いの百貨店株や将来を見越した米国株はともかく、ANA・・・売却してそのままになりそうな。
有り難うございました。