出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

6月第2週の資産運用報告・・・プラス圏は維持できたものの

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出遅れおじさんです。

 

 常々このブログで申し上げておりますとおり、基本的な私の投資スタンスは、

・長期保有

・配当重視

 ですので、基本的には株価の上げ下げは本来余り気にしないようにはしており、日々の証券口座残高の集計値の推移は一喜一憂しないつもりでは有りますが、しっかりチェックはしています。

 

 6月第2週末の資産状況のご報告です。

 

 第2週はのトピックスは10日に発表された米国消費者物価指数が市場予想を上まわったことから、緊縮政策への懸念が高まり大きく市場は下げました。

 

 これに引き替え、我が国は・・・米国株の暴落に付き合って好業績決算のネタも尽きたのか共倒れの週末でした。

 個人的には、「骨太方針」が「安倍カラー」に多少軌道修正されたことを好感したいですが、私が好感しても市場は上がりません。

 「インベストインキシダ」は実は「岸田ショック3.0」だったのかも。

 

6月第2週末までの主だった指標と、いつもながら並べて表記するのも烏滸がましいのですが私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の5月末との対比は以下の通りです。

 

     5月末 2週末

日経平均  27,279 27,824(円)

ダウ平均  32,990 31,392($)

NASDAQ  12,081 11,340

REIT指数 2006.03 2007.74

 

株式資産 Base △ 55.4(万円)

折線:指標推移(対前月 % 左目盛り)、棒グラフ:資産推移(対前月 万円 右目盛り)



 私 出遅れおじさんの6月に入ってからの株式資産は、対前月末△55.4万円の増ということで先週に引き続きプラス圏は維持しました。

 

 対前月末の差異の内訳は、大まかに言うと米国株資産がほぼ△5万円の◯、日本株REIT資産が△50万円の◯と言う状況です。

 先月末に比べドル円相場はほぼ128円台後半から、134$台前半へ5.5円$ドル高になっていますので、為替差で△61万円の◯、ドル建てで▼56万円の✕という状況です。

(米市場の指標がほぼ沈んでいるのですから当たり前です)

 

 私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の月次騰落(対前月末)分布に6月第2週末までを当てはめると、プラス側2本目のバーの頭でスタートです。

月次騰落(対前月 万円) 2018.1~ N=53



 ロシアのウクライナ侵攻の一日も早い収束を願っています。

 勿論私の場合はT朝のTM川氏とは逆で、ウクライナが矛を収めることでは無く、ロシア軍の全面撤退とプーチンの国際軍事裁判での断罪です。

 

 相場の上げ下げを気にしないと言っても上がれば嬉しいし、下がれば悲しい、ただ上が り過ぎれば落ち着かないというわがままばかりを言っておりますが、いずれにしても、上がった、下がったと騒いでみても、この◯☓は「含み益」「含み損」である事には変わり有りません。

 

有り難うございました。

八重洲イブニングラボに参加・・・併せて、ビックカメラの株主優待券の有効利用

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 今日は、経済評論家上念司氏の主催する「八重洲イブニングラボ」に参加しました。

 

 今回のゲストは「黒シャツ」で有名な元産経新聞政治部長千葉工業大学特別教授の石橋分登氏でした。

左:石橋氏、右:上念氏



 何時ものことですが、「スーパーオフレコ」でしたので詳しい内容の紹介は控えますが、ほぼ内容は国内政局ネタで、抱腹絶倒・爆笑と拍手喝采の連続の1時間半でした。

 

 全くフリーになって以来、都内へ出かけるのは「八重洲イブニングラボ」に参加するときの月一のペースになってしまったようです。

 

 「田舎者」としては、これに乗じてあれこれ所用を片づけたいということで、今日はビックカメラ(3048)の株主優待の商品券を利用して有楽町のビック酒販でワインを調達しました。

 

 同社の株式1単元を保有すると、半期毎の月末日の所有者に対して

 ・2月末 2,000円

 ・8月末 1,000円

 の商品券(約半年の期限付き)が頂けます。

 さらに保有期間に応じて、8月末の所有者に対して

 ・1年以上 1,000円

 ・2年以上 2,000円

 の商品券が加算されます。

 

 私はお小遣い勘定で購入したのが2014年で、所有の銘柄の中では最も古株の一つです。

 購入価格は460円でしたので、年間3,000円✕1年、4,000円✕1年、5,000円✕6年と頂いてきた商品券の累計は今回の2,000円まで加算して、39,000円。

 累積配当が、10,000円強有りますので、購入費用は十分元が取れています。

 

 併せて、ビックカメラの子会社である日本BS放送(9414)もほぼ同時期に、併せて年間2,000円(1,000円✕2回)、2年以上保有で8月末の所有者には+1,000円の商品券をくださいます。(こちらは期限が無く、お釣りがでます!)

 

株主優待戦利品



 最近は、シャブリや一部のフランス赤ワインを除けば、スクリューキャップのボトルを選んで買うようになりました。

 家では私一人しか飲まないので、2~3回で飲みきる程度ですので。

 

 本日の夕食は有楽町ですので、「そば 俺のだしGINZA5」鶏のつけそばです。

 

 一度だけランチタイムに利用したことはあったのですが、夕方は初めてで、ややメニューも異なっているようでした。

鶏のつけ蕎麦



 ここの評価を一言で言えば、

「『港屋』路線を目指すも亜流止まり」

 に尽きると思います。

 

 愛宕にあった港屋は突然店を閉めて、大手町の「星のや」で「港屋2」として営業再開していますが、行列の時間が読めないので後の予定が入っていると使えないという欠点は相変わらずです。

 

 私は港屋の太くて黒くてゴワゴワの蕎麦をラー油味のつけ汁で食べるというのも実は大好きです。

 ただ、以前蕎麦好きの知人に紹介したら、「あんなモン蕎麦じゃネエ!」と怒っていましたので、好き嫌い双方の意見はあると思います。

 

有り難うございました。

BHP株式の一般口座への払出と、WDSのスピンオフ

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 以前の記事

deokureojisan.hatenablog.com

 で、紹介しました、

・BHPの石油ガス事業子会社BHPペトロリアムインターナショナルのスピンオフ

・ウッドサイドペトロリアム(WDS)との合併

・WDSの現物株支給

 の一連の手続きがほぼ完了したようです。

 

 ヒトゴトのように「したようです」と書いたのは、WDSの株式の支給に伴う税務処理や、小数点以下の端株の売却相当額の支給等、未だ見えていない、或いは未了の部分が有るからです。

 

 事前メールの予告通り、BHPは先週木曜(6月2日)に「一般口座」に払い出されました。

 週明けに「特定口座払出通知書」なる葉書が来て、私のBHP株について

・数量29株、取得価格234,784円

 と記載があります。

 

 私のエクセルシート上の取得価格は233,893円ですので、BHP株の取得価格の100%がスピンオフ後のBHP株に引き継がれる事になります。

 微少な金額の違いは、私は米国株の売買・配当の集計は日本時間翌朝のタイミングの為替で換算していますが、証券会社の集計は約定時点の為替で換算しているので、その差だと思います。

 

 だったら、ナンデ一般口座への払出が必要?

 

 と、聞きたくなりますが、単純に国内の税務当局とのすりあわせが上手く出来ていないからではないかと思います。

 

 国内での同様の事例はカーブスをスピンオフしたコシダカHDの例があります。

 コシダカからスピンオフしたカーブスは、当時の固定資産比率に応じ9対1で税務上の取得価格が割り振られて、双方そのまま特定口座に収まっていたと記憶しています。

 いつもの話で、最初に情報収集するYahooファイナンス掲示板のBHP本体株の取扱に付いて掲示板での書き込みを総合すると、

 

楽天証券:特定口座の場合は一般口座へ払出、NISA口座はそのまま

SBI証券:特定口座、NISA口座ともそのまま

尚、特定口座保有株が「手違い」で一般口座へ払い出されたらしく、後日修正された模様

マネックス証券:具体的書き込みがありませんが、同証券が一番融通が利くと有りましたので、特定・NISA各口座ともそのままと思われます。

 

 楽天証券はコストの締め付けが厳しくどんどんサービスが低下していると悪評ぷんぷんです。

 

 次に、スピンオフしたWDSの取扱は以下のようです。

 

楽天証券:WDSを現物株として支給(一般口座)

SBI証券:売却相当額を配当として支給(WDSの取扱がない?)

マネックス証券:WDSを現物株として支給(一般口座)

 

 楽天証券マネックスは同様の扱いですが、マネックスは6月7日(日本時間)に入庫、楽天証券は9日に入庫と言うことでやや差があるようです。

 

 私の場合はBHPの保有株数が29株ですので、WDSの支給株数は10株。端数の04806株(約12$)は現金で支給されるようです。(当然20.315%の源泉税は徴収されると思います)

 

googleファイナンス殿サイトより借用



 楽天証券の場合、BHPの取得価格はそのままなので、WDSの取得価格は「0円」と考えて売却時に確定申告するのが正しいような気がします。

 

 ただ、楽天証券からの「ウッドサイドペトロリアムのスピンオフ」というお知らせでは、

「今回のスピンオフは、税務当局の判断により後日日本国内において源泉徴収対象となる可能性もございます。

 源泉徴収対象となることが判明した場合は、お客様の口座から税金として必要額を徴収させて頂く場合がございますので、予めご了承ください。」

 

 勘弁してください。

 

 WDSについてはあまり詳細な情報はありませんが、豪州市場ではPERは13倍程度のようですので、暫く保有するのも有りか? と思うようになりました。

 

有り難うございました。

伊藤忠(8001)の招集通知別冊「株主のみなさまへ」・・・「ギラギラ」ぶりも「毒っ気」も抜けて

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 五大商社(私は丸紅殿は保有していませんので四大?)の株主総会の招集通知がそろいました。

招集通知



 私が最も楽しみにしているのが、伊藤忠商事(8001)の岡藤代表取締役会長の麗々しい毛筆の署名のある「株主の皆様へ」と言う冊子です。

 

過去の記事

deokureojisan.hatenablog.com

でも、ご紹介しましたが、五大商社には売上高規模で何となく序列感

 商事>伊藤忠>物産>住商>丸紅

 があって、キャラクター的にも「おっとり長男坊」の商事、「ギラギラ次男坊」の伊藤忠という位置づけでした。

 

 それに一石を投じたのは「ギラギラ次男坊」で、高らかに連結利益・時価総額で「首位を取る」と宣言し、2021年3月期には見事に両方とも達成し市場関係者を驚かせました。

 

 ただ、明けて2021年度(2022年3月期)に入ると状況は一転します。

 恒大集団の経営不振問題が伝わると「中国銘柄」とレッテルを貼られたかのように伊藤忠の株価は低迷し、挙げ句に年度末のロシアのウクライナ侵攻等に端を発した資源高にやや乗り遅れ感が見られるに至りました。

 この結果、上位三社の勢力図は、

deokureojisan.hatenablog.com

 でご紹介しましたように、各社史上最高益では有りましたが、

 売上高:商事>伊藤忠≒物産

 純利益:商事>物産>伊藤忠

 と言う結果になってしまいました。23年3月期の純利益見通しも同様の順位となりました。

 

 実は今回の「株主の皆様へ」で同社が「純利益のステージアップ」に次いでポイントの2番目として強調したのが、「非資源分野」の比率が高く「バランスの取れた収益基盤を維持」と言うことでした。

伊藤忠商事「株主の皆様へ」より



 資源分野の比率の高いA社、B社の今期の利益が多いことに関して、

「他社サンは、タマタマ資源高で儲かっているだけヤナイデスカ!」

「ウチは堅実な商売してマッセ!」

 とでも言いたげですが、泣き言にしか聞こえません。

 

 勿論「資源」は水物ですから、「諸刃の剣」的に吉と出ることも有るし凶と出ることも有るでしょう。

 しかしその少ない資源分野においても、ロシアリスク(伊藤忠はサハリンⅠ、商事・物産はサハリンⅡ)と言う爆弾を抱えていることには三社とも違いは有りませんので、言っても詮無いことと言わざるを得ません。

 

 ポイント3以降、株価、配当及び株主資本については大きく上昇を目指すと言うことは強調していますが、「お得意(?)」の他社比較は影を潜めました。

 強いて上げれば「ポイント6」で、「主要4格付機関ですべて総合商社の最上位に大手」というグラフだけでしょう。

 (ムーディーズのみ商事に遅れを取っている模様)

 

 等々、今回の招集通知(の別冊ですが)では、私が最も期待していた「ギラギラ感」というか「毒っ気」がすっかり影を潜めてしまったようで寂しい限りです。

 

 株主からの一問一答については、石井社長が前面にビジュアルを出してきていますので、

「もしや代替わり?」

 と有らぬ想像をしてしまいます。(あくまで私個人の感想です)

 

「ギラギラ次男坊」カムバック、プリーズ!

 

有り難うございました。」

みずほFG(8411)より配当金を頂きました

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 みずほFG(8411)より配当金を頂きました。

 5月13日に発表された同社の決算、直近の決算及び配当の推移は以下の通りです。

  (経常収益、純利益 単位:億円、1株配当 単位:円)

      経常収益 純利益 1株利益

19年3月期 39,256     965  75円(37.5*2)

20年3月期 39,867  4,485  75円(37.5*2)

21年3月期 32,180  4,710  75円(37.5*2)

22年3月期 39,630  5,304  80円(40*2)今期

23年3月期  -   5,400  80円(40*2)予想

 

 同社は2020年10月1日付けで株式統合(10株→1株)していますので、配当金はすべて統合後の価に換算しています。

 コロナ禍の21年3月期を除いて経常収益はほぼ4兆円規模です。

 19年3月期のみ純利益は大きく落ち込んでいますが、連結子会社の固定資産の減損等の損失6,954億円を計上した結果です。(同年は明らかにタコ配でした)

 同グループではみずほ銀行のシステム統合を初めとして色々なトラブルがあり順風満帆とは言いがたい経営状態ですが、コストの切り下げをはじめとした経営努力で純利益は増傾向にあります。

 

 ただ、株価は冴えず、配当利回りは5.17%(!)です。

Yahoo Finance殿サイトより借用



 絵に描いたような「高利回りには理由(ワケ)がある」かも知れません。

 

 同業で私が株式を保有しているメガバンクである三井住友FG(8316 以下SMFG)の同様の決算推移は以下の通りです。

 (経常収益、純利益 単位:億円、1株配当 単位:円)

      経常収益 純利益 1株利益

19年3月期 57,353  7,266  180円(85+95)

20年3月期 53,143  7,038  190円(90+100)

21年3月期 39,023  5,128  190円(95*2)

22年3月期 41,111  7,066  210円(105*2)今期

23年3月期  -   7,300  220円(110*2)予想

 

 SMFGは経常収益は未だコロナ前には届かず、純利益がやっとコロナ前に回復した状況です。

 

 どちらがどうと言う気はありませんが、SMFGの方が明確に株主還元の姿勢を打ち出せているとは感じています。

 

三菱UFJは?」

 

 以前の記事でもご紹介しましたが、以前は三菱UFJ(8306)も以前株式を保有していましたが、ピーターラビットのタオルをくれなくなったと言うだけの「アホ」みたいな理由で売却しました。

 

 ただ、それ以降同社の株価は40%以上下落、ピーターラビットは「私の投資の守護神!」とばかりにパソコンの前にピーターラビットを鎮座させて、日々拝んで・・・なんて言うことは決してしていません。

 

 過去の記事

deokureojisan.hatenablog.com

 でもご紹介しましたように、利用者と投資家としての立場は全く別と割り切っていて、私個人がメインバンク的に利用しているのは三菱UFJ銀行ですが株式は保有しておらず、みずほ銀行は「幽霊口座」、三井住友銀行に至っては口座すら保有していません。

 

 保有銘柄で利用している銀行は、定期預金が高利回りなのであおぞら銀行(8304)を利用し始めた(日債銀時代は愛用していましたが)くらいです。

 

有り難うございました。

【小ネタ】アマゾン株式分割・・・思いがけず残高が激増したときの気持ちは・・・

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出遅れおじさんです。

 

 本日(6月6日<月>)は、朝から所用があってクルマで出かけておりましたので、朝の寄りつきから一切株価を初めとした市況には触れずにおりました。

 

 正午近くに自宅に戻って、荷下ろしもそこそこにスマホを立ち上げ・・・

 最近はYahooファイナンススマホページが改悪されて概況が解り難くなったので、楽天証券を一番に開くことが多くなっていますが・・・

 

「ン? 保有資産、対前日1,200マンエンの増??」

 

 日経平均が上がった下がった以前に、そこで思考が停止してしまいました。

 

 その殆どが米国株の増?

 

 アマゾンの株式分割の影響である事はすぐに判りましたので、すぐにパソコンを立ち上げ、楽天証券のログイン後の画面を見た結果が以下の通りでした。

対前日1,200万円の増???

犯人はコイツ

 

 ご丁寧にも、楽天証券から「アマゾン・ドット・コム株式分割」という「重要なお知らせ」が来ており、

 

株式分割にともない、お客様が保有している株数の調整が完了しました。」

「特定口座 2株→40株」

 

オイ! 楽天証券

株数だけ調整しても、株価は調整しないのか?

 

 私の僅か2株のアマゾン株が40株に化けてしまいましたので、保有資産が、68万円から1,278万円に「文字化け(?)」してしまっていたのです。

 

 株価が20分の1になってしまうので、端数の処理等で「面倒」を起こしたくないために、米国市場の寄りつきまで価格の調整はしないつもりのようです。

 

 日本時間の今夜10時半までは1,200万円ぽっちですが、少しだけリッチになった気持ちでいられるようです。

 どうせすぐに消えてしまう「幻のお金」ですので、「1,200万円ぽっち」などと言ってみました。

 

 ふと思いましたが、ほんの1~2分の間ではありましたが、大金を誤振り込みされた例の「容疑者」の気持ちはこんなものだったのか? と。

 

有り難うございました

オリックス(8591)から配当金を頂きました・・・今頃ながら、優待廃止について

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 オリックス(8591)から配当金を頂きました。

 

 直近の決算状況と1株配当の実績は以下の通りです。

  (収益、純利益は単位:億円、1株配当は単位:円)

      収益  純利益 1株配当

19年3月期 24,348 3,237 76円(30+46)

20年3月期 22,803 3,037 76円(30+46)

21年3月期 22,927 1,923 78円(35+48)

22年3月期 25,203 3,121 85.6円(39+46.6)

23年3月期  -   -  85.6円以上(予想)

 

 オリックスと言えば、今期(22年3月期)決算の最大のニュースは株主優待廃止でしょう。

 決算発表は5月11日でしたが、翌日以降のオリックスの決算を伝えるニュースは、対前期62.2%の大増益(多分≒史上最高)ではなく、株主優待廃止でした。

 

 勿論、私 出遅れおじさんは「配当 命!」でなおかつ、「優待大好き!」おじさんでもあります。

 同社については家内と私で、二名義保有しており、家内は一昨年から、私は今回よりAコース(3年以上保有)に「昇格」です。

 

 マネー誌等の優待ランキングでは同社は常に、イオン(8267)やJT(2934)等と並んで優待人気を二分していました。

 

 2月14日に公表されたJTの優待廃止に続いて、「オリックスよ、オマエもか!」と言う論調が多かったと思いましたが、オリックスの場合はJTほど株価の下げは無く、一端下げましたが、むしろ上昇気味です。

Yahoo Finance殿サイトより借用

 勿論JTは2023年度優待が最終、オリックスは2024年度優待が最終とタイムラグはありますが・・・

 

 JTの株価も漸く発表前の水準まで戻ってきたようですが、JTオリックスの市場の反応の違いは、優待廃止に変わる株主還元の姿勢を明確かつ具体的に示せたか否かでは無いかと思っています。

 

 上記の2023年3月期配当は85.6円以上という書き方をしましたが、オリックスは明確に23年3月期以降の配当は、「85.6円」と「配当性向33%」の多い方と宣言しています。

 

 勿論、「これからガンガン稼ぐぜ!」という強い意思表示と併せて、受け入れられているのだろうと思います。

 

 私如きが改めて言うまでもないことですが、株主優待は一般株主の裾野を広げたいという会社の意向を受け、単元株主の方が手厚く優待を受ける事が出来るようになっています。

 その結果、機関投資家を初めとした大口株主等からの批判は強く、「株主平等の原則」に反していると言われ続けてきましたので、「オリックスが止めるなら」と後を追う企業が続出するのではと思います。

 

 優待の分を配当等で還元して頂くという姿勢は大歓迎です。

 

と、頭では判っているのですが・・・

 

気持ちは、チョット

 

桜の サ

 

美人の 

 

椎茸の 

 

イルカの イ

 

 かんちゃん(id:sccmx037)様のブログ

www.warakado-kanno.com

 のマネをしてみました。失礼しました。

 

有り難うございました。