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出遅れおじさんです。
テレビドラマの感想で、ややネタバレ気味ですが、先週放送分ですので、ご容赦頂きたいと思います。
以前からハマってみていたテレビ東京の「孤独のグルメ」が、今回(11作目らしいです)は番組タイトルも「それぞれの孤独のグルメ」と改題され、ややリニューアル気味にオムニバス形式で毎回様々なゲストと井之頭五郎(松重豊氏 あまり絡みはしませんが)同じ店でそれぞれに美味しく食べるというストーリーです。
先週(11月8日深夜)放送の第6話はこども食堂を舞台にした老人(平田満氏)と少年(斉藤汰鷹氏)のドラマでした。
私自身、微力ながら地域の子供食堂に支援していますので人ごとではないテーマです。
老人は、奥様に先立たれ遺影に手を合わせる日を送っています。(同じ境遇で・・・)
レンチンしたインスタント食品を「濃い味」とぼやいています。(そんなもの食うなよ!と、突っ込みたくなりますが)
亡くなった奥様は、子供食堂のボランティア等地域とも関わり深く活躍されており、調理のリーダー的存在であったことが分かります。
一方の老人は、奥様にさそわれつつも参加せず(出来ず?)、地域の同年代の方々とも関わりを保ちきれない様子。
少年は、実は前週の第5話でサウナの熱波士を目指す、ももクロの玉井詩織さんの甥っ子という繋がりなのですが、両親は共働きで留守がち、住んでいるマンションは超豪華という設定です。
食事はフードデリバリー。
世間(大人?)と関わりを持ちたい、話したいと感じているようで、デリバリーの配達員を質問攻めにして逃げられてしまったりします。

その老人と少年は教会前に掲げられたこども食堂の看板の前で出会います。
こども食堂開催日当日、二人はまた教会の前で出会います。
老人については、奥様のボランティア仲間の方から誘われてもいたので分かりますが、少年については、「あんな豪華なマンションに住んでいて『こども食堂』?」と最初は感じていましたが、中に入ると大きな声で、
「ボランティア、手伝わせてください!!」・・・思わず、エライ!!
二人は見よう見まねで他のメンバーに指導されながら、調理や配膳。そこに何故か納品に来ただけの井之頭五郎氏も参加。
食材が地元の漁師や農家からの差し入れと紹介されます。
一通り作業が終わって、三人は食事を頂きます。
老人は煮物の味付けが奥様と一緒であることに驚きます。
そして少年は出来たての料理、地元食材の料理がこんなに美味しいことに驚き、他の子供に交じってご飯のお替わりに走ります。
老人は次回以降も参加の意思表示をしますし、きっと少年も両親が在宅しても参加するのではと思いました。
いずれ老人もそのうち自分で料理を始めるのでは・・・ガンバレよ、と言いたくなる、ジンワリとくるドラマでした。
イエイエ、決して家内を亡くして基本三食自炊の私が「上から目線」で言っているわけではありません。
地域の方々と関わりを持てないのは一緒ですが。
有り難うございました。