出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

【モーサテ日記】超強気発言の広木隆氏と塩田キャスターの掛け合い・・・

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出遅れおじさんです。

 

【おことわり】

 「モーサテ日記」は以前モーサテのキャスターをされていた佐々木明子さんの日経マネー誌の連載タイトルです。佐々木明子さんがWBSに異動されて連載タイトルが変わりましたので勝手にパクっています。

テレ東殿サイトより借用



 本日(2月9日)のモーサテ「プロの眼」のコーナーのゲストはマネックス証券の広木隆氏で、テーマは「資本効率か資本の成長性か」でした。

 東証が求める資本効率の向上(いわゆる「PBR1倍割れ銘柄撲滅作戦」)も取り組みは単純なものではなく、株主還元重視のアップル<AAPL>と配当・自社株買いを全くしなかったアルファベット<GOOGL>の対比で一概に株主還元に重心を置くことは成長に繋がらない、という興味深い指摘で、それ自体記事にしたいのですが、それ以前の「S&P500指数5,000ポイント越え」速報ニュースの塩田真弓キャスターとのやりとりがあまりにも面白かったので・・・

 

 「S&P500指数5,000ポイント越え」の速報ニュースを伝えるなかで、広木氏は「株は上がるもの」という持論を披瀝されました。

 勿論、暴落も急落もあるが株価はそれを乗り越えて上がるものとのことでした。

 

 「ダウ平均も来週は39,000$の大台超え、日経平均も今日37,000円台!」

 (先物が37,000円を超えていたのでそうそう大ボラとも言えないのですが)

 

 それを聞いた塩田キャスターが、「エッ?」と一瞬せせら笑ったように見えました。

 「株価上昇を煽った(投資勧誘の常套句で)」と言われないように「株価は下がることもある(番組内で再三自己責任でといっているように)」と付け加えながら、暗に、「日本株なんか上がる分けネーだろ!」、という雰囲気でした。

 

 広木氏は、今日9日がSQ日で、昨日来、TOPIXは大して上がっていないのに日経平均の値がさ株だけ上げていると、意識的に買い上げている連中がいて、さらに3月の第2金曜日はメジャーSQなので・・・とのことでした。

 

 広木氏は広木氏で、株式の営業という立場で松井証券の窪田朋一郎氏と並んで同番組内でも「強気大魔王」の両巨頭といえますが、塩田キャスターもテレ東の思惑を代弁しているという意味で大いに笑えました。

 

 以前の記事

deokureojisan.hatenablog.com

 で、ご紹介しましたが、東大の渡辺努教授が、今のインフレは相対的価格のばらつき等の弊害がないので緩和姿勢を続けるべき、と主張したときは露骨に顔を顰めていらっしゃいましたので、ついつい失礼ながら「そんな表情すると 小○ワが・・・」と言ってしまったように、塩田キャスターはとても分かりやすい方です。

 

有り難うございました。