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出遅れおじさんです。
また一つ年に一度のお楽しみが消えゆくことになりました。
昨日(1月16日)取引時間終了直後にKDDI<9433>より「2025年度からの株主優待制度に関するお知らせ」
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240115515477.pdf
が、公表されました。
これによれば、2024年度(今回)をもってカタログ優待は廃止となり、2025年度以降はpontaポイント等の同社関連サービスへの変換となる、とのことです。
同社の優待は一単元(100株)保有の場合は、保有5年未満は3,000円相当、5年以上は5,000円相当のカタログからギフトを選ぶことが出来ましたが、2025年度以降はpontaポイントであれば、5年未満は2,000ポイント、5年以上は3,000ポイント、auPayマーケットであれば1.5倍使えますので、実質はこれまでとあまり変わらないといっても差し支えないでしょう。
むしろ商品はauPayマーケットの方がバラエティに富んでいるかもしれませんし、コンビニを多用される方であれば、1ヶ月という期限付きながらpontaポイントも使い勝手が良いのかもしれません。
そういうこともあって、今回の優待改悪(あえて言います)発表を受けての同社の株価は左程変化はありませんでした。(下落率は日経平均の下落率-0.4%以下です)
私自身どうするかと言えば、移動体通信事業としての同社の将来性を悲観するものでもありませんし、地道に増配を続けてきたこともあり保有は継続したいと思います。
いつものコメントで恐縮ですが、株主優待制度そのものは株主平等の原則に反するということは否定しません。
でも、頭で分かっていても、あの紙のカタログを手にしたときの「ワクワク感」は捨てがたいものがあるんですよね。
私の手持ち銘柄でカタログ優待の三本柱である、オリックス<8591>、KDDI、ヒューリック<3003>のうち、オリックスに続き、期せずして同タイミング(来年)でKDDIもカタログ優待が廃止となることになります。
オリックスは優待廃止に当たっては、明確に配当による還元重視の姿勢を打ち出していますので、KDDIも潔く優待金額相当(1株あたり年間20円)の増配を明言してくれた方がありがたかったのでは、と思います。
投資家というのは何て欲深い・・・いえ、決して皆様のことではありません。
有り難うございました。