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出遅れおじさんです。
昨日(8月24日)、漸く福島第一原発内に貯留されていたALPS処理水の海洋放出を開始しました。
「遅きに失した」というのが素直な印象です。
処理水置き場がパンクするぎりぎりのタイムリミットで放出を開始しました。
かねてより、政治的思惑で反発していた中国は、予想通り我が国からの水産物の輸入を全面的に停止しました。
岸田ソーリ初めとした、関係者の反応は、
「即時撤廃を求める・・・」
情けねーことを言うんじゃネエ!
言うなら、
「上等じゃネーか! 二度と日本産の魚なんか食うんじゃネエ!」
くらい、言って欲しいものです。
「撤廃」を要求するから、交渉の余地があると思われているのでしょう。
当面中国が一番懸念しているのは先端半導体製造に関わる輸出規制なので、いずれこのあたりを持ち出してくると思われます。
断固としてここを譲ってはなりません。
ついでに言えば、EEZの外だからと行って回遊ルートの上流側でサンマの乱獲をするのも止めて欲しいものです。
「福島沖に放流した処理水が黒潮に乗ってこの海域に・・・」
って脅しても、また今年も来るのでしょう、共産党の思惑とは関係なく。
「中国の消費者の健康を確保する」と言いつつ、ほぼ同じタイミングで団体旅行を解禁するという矛盾も生じていますが、まさか中国からいらっしゃった皆様は団体で寿司屋など海産物を食べに行ったりしないですよね。
中国に向かって「二度と日本の魚を食うんじゃねー」というからには水産物の消費に幾ばくかでも貢献したいと思います。
と言うことで、今夜の夕飯は鯛のアクアパッツァ、とツルムラサキとアスパラのサラダです。
ツルムラサキは先週まで福島産の美味しいの店頭にいっぱいあったのですが、今週に入って地元産のこんな細いのになってしまいました。
鯛もアサリも地元産です。従来から規制された10都県産ではありますが。
それにしても一部のマスコミの福島県の漁民に対する「風評加害」には憤りすら感じます。
今朝の新聞一面を見る限り、横綱:東京新聞、大関:朝日新聞です。
少し涼しくなったら、福島に寿司でも食べに行きたいと思います。
有り難うございました。