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出遅れおじさんです。
表題は言うまでもなく萩原朔太郎の「旅上」のパクりです。
原詩の前半部分は有名なフレーズ、
ふらんすへ行きたしと思へども
ふらんすはあまりに遠し
せめては新しき背廣をきて
きままなる旅にいでてみん
で始まり、後半の五月の新緑映えるみづいろの車窓にもたれて「ひとりうれしきことをおもはむ」と続きます。
いかにも旅立ちの晴れやかな気持ちが表れており、私の最も好きな詩の一つです。
家内の他界後の遺産の相続処理や準確定申告(勿論自分自身の確定申告も含めて)、皆様から頂いた御香典や御供花へのお返し等取りあえずのアレコレが一段落しました。
すでに「新しき背広」を買う年齢もとうにすぎましたので、せめて最も新しい、過去の記事
で、ご紹介したシェットランドフォックスのスニーカーをお伴に、フラリと旅に出ることにしました。
靴マニアとしては当然のことですが、買ったばかりの新しい靴で出かけるなどと言う無謀なことはしません。
そこそこ履きならした状態には成りましたが、一番新しい靴を出発の前日ウキウキしながらつや出しして履いてきました。
今回、久しぶりにマイレージを利用して無料航空券を確保出来ました。
ただ、当初、
「2月の極寒の北海道も良いな!」
「寒い時期の蟹は美味しいに違いない!」
「雪祭りが終われば人出も少ないだろう!」
ということで札幌行きの無料券を探していたときには、所謂「ローシーズン」で12,000マイルで無料航空券が確保でき、結構空席も未だありました。
が、アレコレ申請や書類のやりとり等でグダグダ時間が経っていく内に、2月も終わり、急に気分が変わって方角が180度違う方向をめざしたら、既に時は「ハイシーズン」で、18,000マイルで何とかチケットが確保できました。
無料航空券を利用すること自体、何年ぶりだろうという感じで、尚且つ利用後の保有マイルが10,000マイルを切ったのは・・・出張族になって以降初めてのような気がします。
暫くの間は無料航空券はゲットできないというさびしさと、併せて当面マイルの有効期限を気にしなくて良いという安堵感とが入り乱れています。
久しぶりの、羽田のANAラウンジです。
今年度(2022年4月~)、飛行機に乗って移動すること自体2往復目で、前回、行きは北九州空港行きでラウンジは使えず、帰りは空港バスのターミナルから車でしたので、初めての「朝ビール」と少し早い昼食です。
今回も帰りは車ですので、クレジットの年会費を思えば、一杯16,500円也!!!
勿論、静かでゆったりとしたラウンジの価値を含めてですが、そんな経済合理性で語ってはいけませんが・・・
有り難うございました。