出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

決算発表からの・・・逆「東京エレデバ<2760>祭り」

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出遅れおじさんです。

 

 昨日の記事

deokureojisan.hatenablog.com

 で、ご紹介しました、5月第1週の各指標に全負けした私の株式資産下落の寄与率トップは東京エレクトロンデバイス<2760>です。

 

 多少古新聞の記事ですが、4月30日の取引時間終了後同社が2024年3月期決算を公表しました。(単位:億円)

 

       売上 純利 1株配当

23年3月期実 2,403 87 118.3円(48.3+70)

24年3月期実 2,428 99 135円(61+74)←期末増配

25年3月期予 2,300 87 117円(52+65)←減収減益予想

 (1株配当は分割後換算)

 

 私個人としては、24年3月期の期末配当が70円→74円と上積みされましたので、「良し」としたいところですが、「世間の目」は厳しく、25年3月期の見通しが売上高▼5.3%、純利▼12.9%と減収減益予想としたことが嫌気され株価は大きく下げました。

 同社はほぼ配当性向40%+αとしていますので配当も純利益に準じて減配予想です。

株主軽視ではありません。

そう言う会社だと言うことです。

 

 同社の株価は、既に4月30日の終値は3月7日につけた上場来高値8,180円から約30%下げた5,740円でしたが、決算公表後2日間でさらに12%以上下げた5,030円となりました。

Yahoo Finance殿サイトより借用



 4月末以来二日間の下落幅▼710円は金額にして▼63.9万円。

 株式資産全体の下落の78.5%に「寄与」していることになります。

 

 この銘柄について語るときには、これまでも紹介してきましたが、同社は時価総額1,500億円 (発行済み株式30百万株) 規模の会社ですので、「上げ」も激しいですが、「下げ」もキツイので注意が必要です。

 (私が信用取引から足を洗った原因は、この銘柄での大ヤケドです)

 

 ただ、そんなに下げるほどの決算?

 とは素直に思います。

 

 次年度業績予想が減収・減益なのは2年連続で、前年の決算 (2024年3月期予想売上▼4.3%、純利▼3.7%)時も今回同様10%程度下げたと記憶しています。

 結果、2024年3月期決算は対前年売上+1.1%、純利+13.8%で着地しましたので、私自身はあまり悲観しておりません。

 

 言うまでもありませんが、台湾の半導体受託生産世界最大のTSMCが次年度以降の見通しを・・・等々、報道内容を見ても業界全体では先行きはあまり明るいとは言いがたいようです。

 また、同社固有の知られざるネガティブ情報の可能性は否定できませんが。

 

 最後に蛇足ですが、マイクロ法人設立へ向けて、売却する銘柄、継続保有銘柄(≒墓まで持って行く銘柄)の峻別を進めているところですが、同銘柄は「継続保有」としています。

 現保有株式の平均取得価格が1,291円(分割後換算)ですので、この程度の下落では追加購入という意欲は湧きませんが。

 

 あくまでも、投資は自己責任でお願いします!

  

有り難うございました。