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出遅れおじさんです。
東京エレクトロンデバイス(2760 以下エレデバ)が2022年3月期の決算を速報しました。
同社は名前の通り、東京エレクトロン(8035 以下東エレ)系列の半導体商社(単純な卸売業と言うよりは技術商社と言った方が正しいか?)で、老後のための資産形成を始めた初期の頃から、「優良子会社銘柄」として継続保有してきました。
厳密に言うと、東エレの株式保有比率は34%程度ですので会社法で定める「子会社」では有りませんが、この手の会社の常で、配当性向は40%を維持しております。
早い話が東エレへの上納金(優良子会社と言われる所以)です。
特に近年は半導体不足の波に乗り(?)、四半期決算の都度、上方修正に次ぐ上方修正を重ねて来ました。
直近の決算、配当の状況、及び、今回速報された2022年度決算の概要、2023年の見通しは以下の通りです。(単位:億円、配当額単位:円)
売上高 純利益 配当額
19年3月期 1,410 23 93(40+53)
20年3月期 1,353 22 90(40+50)
21年3月期 1,432 31 125(40+85)
22年3月期 1,799 50 205(105+100)今回
23年3月期 2,000 59 240(105+135)予想
あっという間の年間配当2.5倍です。
当然、こういう景気の良い発表の直後には、私が過去に記事でもご紹介しましたように、「東京エレデバ祭り」と形容するに相応しく株価が狂乱したこともあり、最高値は9,000円を超えました。
しかし、「熱しやすく冷めやすい」という言葉の通り、ジリジリと株価は下げ(正常に戻ったと言うべきでしょう)、株価は5,000円を切るところまで落ち着いてきました。
半導体市況は「シリコンサイクル」という言葉が有るように、数年周期で好不況を繰り返すようですので、気長にお付き合いしたいと思います。
有り難うございました。