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出遅れおじさんです。
投資法人みらい(3476 以下みらいR)より分配金を頂きました。
同法人は三井物産とイデラキャピタルマネジメント(不動産等ファンドマネジメント会社)をスポンサーとした総合型のリートです。
総合型と言っても住居部門は無く、アセットの57%はオフィス事業、残り43%の1/3が商業施設、1/3がホテル、1/3が物流その他の施設です。
物件の配置は東京23区を中心とした関東圏が中心です。
下にありますように、分配金はコロナ前の水準から10数%減少しており、コロナ禍で一番ダメージを受けたであろうホテルリートの保有比率とほぼ同レベルという所です。
同法人の保有する主だったホテルはコンフォートホテルやスーパーホテル等のビジネスホテルが中心ですので、そろそろ復調を期待したいところです。
直近の分配金の実績と今後の見通しは以下の通りです。
2020年10月期 1,429円
2021年4月期 1,247円
2021年10月期 1,289円(今回)
2022年4月期 1,260円(見込み)
2022年10月期 1,285円(見込み)
分配金利回りは5.1%です。
11月の下旬には、過去の記事deokureojisan.hatenablog.com
でご紹介しましたように、同法人の投資口価格が1日で8.3%も急騰し、「TOBか?」と一瞬はしゃいでしまいました。
と言うのも当日(11月26日)東証REITの上昇率ツートップが
・1位 みらいR 8.3%
・2位 スターアジア(3418)4.4%
と言う状況でしたので色々憶測を呼んだのでは無いかと思われます。
実は、2019年スターアジアがさくらリート(すでに上場廃止)にTOBを仕掛けた時に、ホワイトナイトで登場したのがみらいRだったので、またこの2法人のバトル勃発かと、固唾を呑んで様子見しておりました。
しかし12月14日には見事に「▼8.3%の大暴落!」を演じてくれて、再び5万円リートに落ち着いてしまいました。
みらいRは投資口価格が東証上場リートの中で、「最小」の部類で、昨日の住友商事購入の記事でご報告しましたように、余ったNISA枠の充当等には便利なのですが、今回は早々に候補から消えてしまいました。
そう言う意味ではオフィス専業で分配金も安定した2万円リートのインベスコオフィスジェイリート(11月に上場廃止)は有り難い存在でした。
有り難うございました。