出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

マリモ地方創生投資法人(3470)より分配金・・・REITアセットタイプ分析(その後)

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 マリモ地方創生リート投資法人(3470 以下マリモR)より分配金を頂きました。

 マリモRは、「地方から日本を強くしていく」を基本理念に掲げた地方を中心とした総合型リートです。

 メインスポンサーのマリモは広島市の非上場の不動産開発会社です。

(私も最初は勘違いしていましたが、北海道の会社ではありませんし、逆に北海道の物件は保有していません)

 

 マリモRは「総合型」を謳っていますが、ポートフォリオの基本方針は住居・商業施設中心のリートです。

 今月(9月)末開催の投資主総会で「物流」の資産取得を始める事を付議する事としていますが、基本構成は「住居」・「商業施設」は70%以上、「事務所」・「ホテル」・「物流」は30%以下との方針は従来通りとのことです。

 

 地域構成に関しても、「地方創生」の名前の通り東京圏は30%以下、その他の以上を70%以上としています。

 

 過去の分配実績並びに今後の見通しは以下の通りです。

 

2020年6月期   3,494円

2020年12月期 3,546円

2021年6月期   3,572円(今回)

2021年12月期 3,401円(予想)

2022年6月期   3,417円(予想)

 

 ホテルや商業施設も保有していますが、コロナ前後とも安定した分配を継続しています。

 

 投資口価格に関してもこの夏にはほぼコロナ前を回復しています。ただ、直近は「逆ガースーショック」の煽りを受けて、資金がリートから株式へシフトしたワケでも無いでしょうが冴えません。(東証REIT指数は8月に入ってからずっと不調です)

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Yahoo Finance殿より借用



 前回本年4月25日の記事で、いちごホテルR(3463)を処分した段階で、REITのアセットタイプを全上場REITの比率と比較しましたが、その後の変化を比較してみました。

 

【前回】

私の保有銘柄:4月25日時点保有銘柄✕3月末時点価格

REIT   :2019年10月末時点不動産証券化協会殿データ

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アセットタイプ比較(4月25日付け)

【今回】

私の保有銘柄:9月10日時点保有銘柄✕8月末時点価格

REIT   :2021年8月末時点不動産証券化協会殿データ

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アセットタイプ比較(9月10日付け)



 

 明らかに「事務所」のシェアが低下していますが、これは4月末以降インベスコオフィスJリート(100%事務所)をTOBに先だって売却した影響であろうと思います。

 「住居」の比率は上がっていますが、これは単純に住居系REITの基準価格上昇によるものと思います。

 ホテルの比率も微妙に上がっていますが、購入したわけでは無く、星野リゾートR(3287)の基準価格が上がった影響だと思います。

 

 と言うことで、多少平均に近づいてきてはいるものの、こういう反省の無いオトコには・・・

 

有り難うございました。