出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

投資法人みらい(3476)投資口価格高騰の怪!

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 昨日(2021年11月25日)、私の保有銘柄の中で飛び抜けて価格が高騰した銘柄がありました。

 投資法人みらい(3476 みらいR)で、24日の終値51,800円から56,100円へ8.3%もの上昇でした。

f:id:deokureojisan:20211126222252p:plain

Yahoo Finance殿より借用

 25日の東証REIT指数は対前日0.4%の上昇でしたので、個別銘柄を調べた限りでは下落した銘柄のほうが多いような感じでした。

 J REIT銘柄の当日の値上がり上位3銘柄(出遅れおじさん調べ)は、

みらい(3476)    8.3%

スターアジア(3418) 4.4%

サンケイRE(2972)  4.2%

 

 8.3%の上昇というのは一般の株式でも中かあり得ないレベルです。

 

「何があったのか?」

 

 みらいRのホームページでも資金調達絡みのリリースが1件のみで、爆上げの理由とは思えません。

 

「スワッ! TOB?」  

 

 ナーンテ声がYahoo Financeの掲示板で飛び交っていますが、その理由は値上がり率上位2社が、実は昨年「さくら総合リートTOB騒動」で取りざたされたREITだからです。

 あの時は、スターアジアがさくらRにTOBを仕掛けた際に「ホワイトナイト」として登場したのがみらいRでした。(結局スターアジアによるTOBは成立しました)

 

 当時、私は3法人とも保有しており、まるで「あの」大塚家具の株主総会前のプロキシーファイト(これでもか! と言うくらい双方から賛同を求めるお手紙合戦があります)を彷彿させる争いで、ヒトゴトのようにニヤニヤと眺めておりました。

 

 確かに、東京の不動産を個別に買うよりREITを買収した方が割安感があるし、リスクも少ない、というのもTOB説の根拠になっているようです。

 今年のGW頃のインベスコRのTOB騒動を彷彿させます。

 

 インベスコの時も、国内に支持基盤の無い外資家だから狙われたと言う話が飛び交っていましたが、みらいRのスポンサーは三井物産系ですから、TOBでは無かろうと言う気がしてきました。

 

 ただ、今日になって、やや投資口価格は戻っていますので、「単なる勢いか?」という収束ムードも見られましたが、幾ら割安だからと言って、TOBを繰り返していたのなら、健全な不動産投資信託市場は先の話としか思えなくなります。

 

有り難うございました。