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出遅れおじさんです。
投資法人みらい(3476)より分配金を頂きました。
前回のご紹介記事
deokureojisan.hatenablog.com
では7.4%というとんでもない分配金利回りでしたが、今回の一口あたり分配金は1,247円、分配金利回りは4.5%という「常識的」利回りとなりました。
勿論多少分配金が目減りしている事もありますが。投資口価格の回復が効いているようです。
直近の分配金の実績と今後の見通しは以下の通りです。
2020年4月期 1,561円
2010年10月期 1,429円
2021年4月期 1,247円(当期)
2021年10月期 1,260円(見込み)
2022年4月期 1,260円(見込み)
同法人は総合型REITで、アセットタイプ別取得額は(括弧内は上場REIT平均 不動産証券化協会まとめ 2019年10月データ)
事務所 56.9%(41.6%)
住居 - (14.5%)
商業施設 16.1%(17.7%)
ホテル 17.3%( 8.3%)
物流 5.2%(15.9%)
その他 4.5%( 2.0%)
と、事務所+住居と言う括り、並びに商業施設まではほぼ平均並みですが、ホテルと物流のシェアが真逆で、ややホテル偏重という感じがしなくも有りません。
ホテルの比率に比例して当期以降の分配金が目減りしているというのは邪推でしょうか。
主だった物件はコンフォートホテルや、スーパーホテル等のビジネスホテル中心でまだまだ厳しい状況が続くと思います。
ただ、分配金利回りの「適正化(?)」に寄与しているのは分配金の目減りよりも、投資口価格の上昇(改善と言うより回復)でしょう。
上記の前回記事ご紹介時の1月時点の投資口価格は38,550円でしたが、本日7月6日の価格は55,000円で、42%の上昇です。
確かに、昨年1年間、並びに本年7月6日までの日経平均は
2019年末 23,656円
2020年末 27,444円(対前年末△16%)
2021年7月6日 28,643円( 〃 △ 4%)
同じ時期の東証REIT指数は
2019年末 2,145.49
2020年末 1,783.90(対前年末▼17%)
2021年7月6日 2,186.18( 〃 △22%)
明らかに、株価はコロナショック後を先読みして上昇していたのに比べ、REIT指数は漸く実需が追いかけながら回復基調にあると言うことでしょう。
因みに私個人の、国内株式と個別リートの年間(21021年は6月末まで)配当込み騰落は
国内株 REIT
2020年年間騰落 ▼ 8.6% ▼24.0%
2021年年間騰落 △20.9% △24.0%(6月末まで)
と言う状態で、未だ2019年末水準まで復帰出来ていません。
(0.76✕1.24=0.94です)
もう処分しましたが、あのREITやこのREIT(何れもホテルリート)の影響です。
勿論、買った私、売り逃げ損なったがすべて悪いのですが・・・
有り難うございました。