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出遅れおじさんです。
徒然なるままに、今回のコロナショックによる資産運用の二大痛手を反省してみると、
・百貨店銘柄の株価低迷
・ホテルリートの投資口価格低迷と分配金の下落
に尽きると思っています。
百貨店銘柄については、もともと優待目的で保有しており、資産シェアも低いので余り気にしておりません。
ただ、ホテルREITに関しては、コロナショック以前のインバウンド期待も有り、分配金利回りの高さに釣られて購入していた面も否定できませんが、事態を予期してさっさと売り逃げる事が出来なかったのが最大の反省点ではあります。
強いてもう一つ反省点を挙げれば、あの!星野リゾートR(3287)が30万円以下まで下落しているのにポチッとする勇気が無かったことです。
結果としてインビンシブルR(8963)を大やけどの上損切りし、漸くつい最近になっていちごホテルR(3463)の損切りを決断し、他銘柄に入れ替えを行った所です。
(過去の記事
をご参照ください)
ところで、一体全体、自分の保有銘柄のアセットタイプ(事務所、住居等の区分)がどうなっているのか分析してみることにしました。
不動産投信情報ポータルサイトで各REITのアセットタイプが纏められておりますので、手持ち銘柄の資産規模に構成比率を掛けて加重平均を取りました。
投資口単価は3月末時点、銘柄構成はインベスコR(3298)半数売却、いちごホテルR売却、マリモR(3470)、タカラR(3492)購入時点のものです。
比較の対象として、全上場REITのアセットタイプを列記しました。
(不動産証券化協会殿のデータを借用しました。2019年10月末時点)
このグラフを見て一言で言えるのは、事務所過剰、商業施設・物流過小、損切りしたはずなのにホテルREITも未だ高比率と言うところです。
これは、私の保有銘柄の中で資産規模の大きい、1位、3位のONE REIT(3290)、グローバルワンR(8958) が事務所専業、2位の星野リゾートRがホテル専業だからです。
コロナショック前のアセットタイプ別の分配金利回りの私が勝手につけたランク付けは以下の通りで、これが私の投資行動に繋がっていたと反省しています。
【松】ホテル
【竹】事務所、住居
【梅】商業、物流
壊滅状態のホテルリートを除けば物流系リートの分配金利回りは2%後半かあら3%後半程度と低位である事には変わり有りません。
ただ、物流系リートはコロナショックの影響を全く受けるどころか、むしろ活況に湧いているのはご案内の通りです。
と、ここまで反省はしても、物流系リートには食指が全く動かない私は「サル」以下のようです。
有り難うございました。