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出遅れおじさんです。
今週火曜日(9日)の総務省ネタ
deokureojisan.hatenablog.com
の続きです。
ご存じの通りこの問題は、菅総理大臣の長男の総務官僚に対する接待報道を受けてポロポロと芋づる式に前後左右(？)に話が展開していますが、どうも肝心なところをスルリスルリと躱してしまっているようにしか思えません。
マスコミの皆さんは余ほど我が身に火の粉が降りかかるのが怖いようです。
【接待問題】
発端となったのは、菅総理の長男が在籍している東北新社で、総務省内を調査した結果「他にはない」という報告がなされていたような気がしますが、週刊誌報道を発端としてNTTの名前が出てきて、15日の週にNTTの澤田社長が国会に呼ばれる事態に及んでいます。
谷脇総務審議官に至っては東北新社から接待を受けたことで2月下旬に減給処分を受けていましたが、今回NTTとの会食まで明らかになって「官房付」に更迭されていしまいました。(3月8日付)
武田総務大臣には「ほかに違反する行為が無かったか再三にわたって確認してきた。（中略）甚だ遺憾だ」とまで言われています。
総務省の秘書課長も野党のこの問題を追及する合同ヒアリングで「次から次に調査で把握できなかった事実が出てくることを重く受け止めており、真摯に検討したい」と答えています。
この野党合同ヒアリングの席上で、立憲民主党の杉尾秀哉副幹事長(元TBSキャスター)は、
「テレビ局の幹部は(総務省幹部と)ずっと会食をしている。私も同席したことがある。」
と話しています。
これは産経新聞の記事から引用しましたが、他のメジャーマスコミは余りこの問題には触れたくないようです。
当のテレビ局やテレビ局を傘下に持つ大手新聞社にとってはタブー中のタブーなのでしょう。
前回に記事にも書きましたが、雇用機会均等法以前から女性官僚の先陣を切って活躍されていたのに、今回の件でスケープゴートにされ、マスコミの総バッシングを受け挙げ句に辞任に至った山田内閣報道官が不憫でなりません。
長くなりそうなので明日に続きます。
有り難うございました。
