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出遅れおじさんです。
我が家でついに加湿器なるものを使ってみました。
美容や健康等様々な面で意識の高い皆様からすれば、「何を今更!」というレベルの話かもしれません。
勿論私も家内も加湿のメリットはそれなりに理解はしているつもりだったのですが、「なんだかひからびた感じが・・」と家内が言い始めて、加湿器を探そうと年末年始に帰宅していた娘に話したところ、この連休に自分がアパートで使っている加湿器を試験使用のため持ち帰ってくれました。
よくよく聞いてみると、狭いアパートでは強力すぎて床が湿ってしまうほどの威力とのこと。(早い話がオーバーキャパで持てあましていた様子)
我が家の居間の暖房はガスファンヒーターですので天然ガスの燃焼排ガスから適度なH2Oが出ているはずで、現にこの季節でも室内の湿度計は60%程度を差しており、十分とは言わないまでも適度な湿度であると思っていました。
で、日曜日午後から使い始めたところ、皮膚や喉でそれなりの効果を感じる以上に、室内の温度が体感的に高く感じられたのにはびっくりしました。
「こんなスグレモノを今まで知らなかったなんて!」
と改めて加湿器の有りがたさを実感しました。
異変に気づいたのはその日の夕方です。
当番の私が料理をしていると、ガスコンロの炎が赤く(と言うかオレンジ色)なっているのに気づきました。(三口コンロのすべて)
何を隠そう「燃焼」には一家言有る私は、「燃焼エアが足りていない」と直感しましたが、別にすすが出るほどでもなかったので料理を続けました。
家内に話すと「酸欠!」と騒ぎ、窓を開け始めました。
室内の酸素濃度が、燃焼に足りないくらいなら、とうの昔にオレたち死んでいるよ。など言っても理解して貰える筈も無く、寒い中料理を終えました。
ところが翌朝、ガスの炎は通常の青色。
昼食の準備を始めた頃には再び赤色。
家内が東京ガスに電話して、色々状況を説明したところ、「加湿器のせいでは無いですか」という驚愕のアドバイス。
tg-uchi.jp
特に超音波式の加湿器では、水分中の微量のカルシウム等の粒子が飛散し、コンロの炎で炎色反応を起こすとのこと。
しばらく換気をするとガスの炎は再び青に戻りました。確かにすべての状況が合致していました。
(実際にはガス機器のトラブルの可能性もあるのでガス会社殿へご相談を)
「炎色反応」がそんな微量な金属濃度で生じると言うのにも驚きましたし、気がつかないだけで結構な濃度の金属粒子が飛び回っていると言うことにも驚きました。
エッ? 「そんなこと常識!」ですって?
そう仰らずに・・・
文明の利器を使って初めて解る事も多いのに驚かされました。
有り難うございました。