出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

確定申告・・・やはり住民税の確定申告を今年も提出する事にしました

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 確定申告状況の第3報です。

 令和3年の所得税の申告における最大のトピックスは、過去の記事

deokureojisan.hatenablog.com

 でもご紹介しましたが、配当に関わる所得への課税方法について、所得税で「申告分離」や「総合課税」を選択しても、住民税で「申告不要」を選択したい場合、所得税の申告書に「特定配当等・特定株式等譲渡所得の全部の申告不要」という欄が新設され、ここに丸をつけると地元の役所に住民税の確定申告書を提出しなくても良くなったことでした。

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返ると嬉しい、還付金 



 が、結論から言うと、本年も地元の役所には確定申告を提出せざるを得ない、或いは、した方が5月~6月の住民税の納税通知書を心穏やかに待つことが出来そうです。

 

【家内の場合】

 家内は昨年1月末に退職しました。主だった所得は以下の通りです。

 

給与所得は55万円を差し引いて0円

年金所得は60万円を差し引いて一桁万円

配当所得は130万円強(!)

合計所得は140万円強で、還付金は17万円強(!!)

 

 家内が入力を終えて、「住民税に関する事項」にたどり着いたところ、

 

「『申告不要』のボタンが無い!」

 

 確かにPC画面をチェックしたところ、本来「はい」「いいえ」のボタンがあるべき所には、

「異なる課税方法を選びたければ確定申告しろヨ!」

 と文章が表示されていました。

 

 半日がかりで調べた結果、一般口座の取引の申告がある場合には表示されないことが判明しました。

 

 当たり前ですよね。

 一般口座には「申告不要」はあり得ません。

 

 もっとも、家内の一般口座の取引は「譲渡損失」だけで、所得税の申告書の翌年へ繰り越す損失には計上されていますので、住民税の確定申告で「申告不要」を宣言したいと思います。

 この一般口座の取引は

deokureojisan.hatenablog.com

 の記事でご紹介した、ダイワ日本国債ファンドの売却によるものです。

 購入時の手数料と、売却時の個別元本との差で、16万円ほどの売却損が計上出来ました。

 なんで一般口座だったのかはです。

 

【私の場合】

 上記のように、家内の合計所得が133万円超ですので、扶養家族のページでせっかく入力したのに、「配偶者控除」「配偶者特別控除」の欄にはむなしく「」の数字が表示されてしまいました。

 これは当然予想の範囲ですので、驚くには値しません。

 

 ただ、困ったのは「申告状況確認票B」の「配偶者や親族に関する事項」まで「空欄」になってしまったことです。

 

「家内は殆どが配当所得で、住民税では申告不要を選択、課税所得『ゼロ』なので、扶養の要件を十分満たしています。」

 ナーンテ、e-Taxで税務署を経由して地元の役所まで状況は伝わりそうも有りません。

 

 従って、家内の名前と個人番号、合計所得「一桁万円」を記載して、大人しく私も住民税の確定申告を出すことにします。

 

 幸い「毎日が日曜日」生活ですので、1円でも「節税」に通じることには手間暇惜しむような事はしません。

 

 有り難うございました。