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出遅れおじさんです。
以前の記事にも書きましたが、9月に入って日経平均はほぼコロナ前の水準を回復しています。
さらに好調なのがひふみ投信で、気がつけば9月3日に基準価格は設定来の最高値を更新し54,620円を記録しました。(旧最高値は2018年1月23日54,589円 いずれもモーニングスター殿のサイトで調査)
さらに9月18日、23日と55,000円を突破し、23日は55,278円を記録。
「株価や基準価格の上げ下げに一喜一憂しない」をモットーに運用しているつもりですが、価格が上がると素直に嬉しいものです。
と言うのも我が家の運用資産の中では、単体の投資先としてはひふみ投資は「ダイワ日本国債ファンド」と並んで最大規模でそれぞれ総資産の6~7%を占めていますので含み益とはいえ何よりです。(運用資産全体で未だにコロナ前に達していないのは如何ともし難いですが)
何故ひふみ投信を選んだかについては、ご想像の通り2016年2月16日放送のカンブリア宮殿に付和雷同した感銘を受けたからに他なりません。
ゲスト出演された藤野英人社長兼CIOが番組中に話されていた投資手法はいわゆるグロース(成長)に軸足を置いた投資です。今後成長の見込まれる発展途上の企業をスタッフが丹念に足で調査し、経営層のインタビュー等を通じて投資する企業を選別するという手法は妙にすっきりと納得できた記憶があります。
ただ、全く不安要素がなかった訳ではありません。案の定、カンブリア宮殿放送以降急速な資金流入が続きました。
そんな状況が続くと素人ながらもそんなに成長ポテンシャルのある企業が発掘し続けられるのか?と言う疑問が湧いてきます。
結果として2018年末のいわゆるチャイナショックにかけての下落幅は日経平均を超え、その後も日経平均を超えられない状態が継続していました。
(下落前が高すぎただけと言えなくもないのですが)
ところが今回のコロナショックからの回復は目を見張るものがありました。
藤野社長がマネー雑誌のインタビューで話されていましたが、コロナショックの波乱を予見し保有株のかなりの部分を売却、現金化していたとのことでした。
この結果、日経平均やTOPIXは9月の最高値はコロナ前の今年の1月の最高値やチャイナショック前の2018年1月の最高値を超えていませんが、ひふみ投信はそれすら超えて設定来最高値を更新しました。
運用会社であるレオスキャピタルワークス殿より、初めて基準価格が5万円を超えた2017年12月、下落後再び5万円を超えた2019年12月の2度、記念の「ひふみ5まんじゅう」(写真を見る限り薯蕷饅頭っぽい)プレゼントの募集があったのですが、当選には至っておりません。
再度5万円を割り込んで三度目の5まんじゅうという状況は考えたくもないので、次の6まんじゅうを期待したいところです。
そう言うオマエは笑いが止まらないんだろうって?
そこが出遅れおじさんたる所以で、投資の定石通りチマチマと積み立て始めてはいたものの、あるところから余裕資金が出てきたので、思い切りよく追加投入。
ハイ、随分な高値づかみ状態で最近ようやく利益率が10%を超えたところです。
有り難うございました。