当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。
出遅れおじさんです。
又々昨日の続きで恐縮です。
新たなETFの積立投資を行うに当たって、私自身既に年金生活者の身分ですので、貯蓄・投資勘定に新たな資金投入は無く、頂いた配当の再投資以上の資金投入をするためには何かを売却せざるを得ません。
ということで、今の段階では昨日の記事
の、最後に書きましたように、ひふみ投信を必要に応じて取り崩すという予定でいます。
理由はひふみ投信が「今ひとつパッとしない」からに他なりません。
ひと頃は日経平均を大きくアウトパフォームしていたのですが、特に2022年に入ってからの凋落傾向は著しく、22年の対前年末騰落率は-13.6%と、日経平均の-9.3%の後塵を拝することとなりました。
月次の投信の運用報告でご紹介していますように、私が保有しているひふみ投信は、やや高値掴みでソコソコの資金を投入したために、元本割れには至っていませんが、2022年末の騰落率は+6.4%に留まっています。
運用期間が5年弱で有ることを考えると、年率+1.2%程度で、私の株式全体のこれまでの平均年率+3.6%と比べても見劣りします。
2013年末以降の、ひふみ投信、日経平均、私 出遅れおじさん保有株(日本株のみ)の年末断面での対前年末騰落率(%)の推移をグラフに纏めました。(配当を含みます)
私自身は2013年の途中から家計勘定の投資を始めたので2013年を他の指標と比較するのは如何とは思いますが、主目的はひふみ投信と日経平均のパフォーマンスの比較なのでご容赦頂きたいと思います。
グラフを見て頂いて明らかなように、ひふみ投信は2020年までは2018年の一回を除いてすべて日経平均を上まわっていたのですが、2021年、2022年と日経平均を連続して下回っており、むしろ差は開いているのは明らかで、ホケーッと「商社株の上に胡座をかいているだけ」の私の保有株式の方が遙かに好成績というのもナントモ言いがたいと思います。
ひふみ投信自体も危機感を抱いているようで、昨年末
にありますように2022年4月より、第一線を離れていた藤野英人氏が、マザーファンドの運用責任者に復帰する旨プレスリリースされました。
以前の記事
でもご紹介しましたが、ひふみの好成績は藤野氏個人のパフォーマンスによるところ大ではありますが、発芽前の成長企業を発掘し・・・というモデルは、ファンドの規模が大きくなればなるほど通用しにくく成るのではと思います。
また、藤野氏自身、復帰が長期に亘るものでは無いとコメントしていますが、ETFや他の株式購入に食いつぶされないうちに再び飛躍出来るか否か、注目したいと思います。
有り難うございました。