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出遅れおじさんです。
ところで皆さん、(この直近のコロナのゴタゴタは別にして)アベノミクス以来金融緩和すれどもすれども物価は上昇に転じず低金利が続いていますが、キャッシュはどう保管(運用?)されています?
アベノミクスに関しては、物価上昇率は低いままですが、失業率低減で成果があったので上出来とも言うべきと思っています。
メインの口座(給与・年金の振り込みやクレジットの引落)は三菱UFJ銀行なのですが、基本的には以前ご紹介させていただきましたように、給料日前に剰余金は、別の貯蓄用口座へ回していますので基本的には残高はありません。
専ら愛用している貯蓄口座は以下の通りです。
・香川銀行 セルフうどん支店 (個人的には「うどん屋さん」と呼んでいます)
・愛媛銀行 四国八十八ヶ所支店(同じく「お遍路さん」と呼んでいます)
・オリックス銀行 (昨年頂戴した退職慰労金の一部を定期預金で保管)
この中で古くから愛用しているのが四国の二行のネット専用支店で、ここ最近の月々の剰余金は基本的には「四国に送金」して定期預金にしています。
いずれの銀行とも一人につき上限100万円、一本限りの特別金利の1年定期(香川は0.25%、愛媛は0.27%)があり、通常の1年定期も高金利(香川は0.18%、愛媛は0.2%で6ヶ月定期も有り)です。
アーリーリタイアを目指す資産家の皆様からは100万円ごときの高金利定期で喜ぶな!とお叱りを受けそうですが、庶民には大切な虎の子です。
この定期預金は注意が必要で、満期後はそのまま自動継続されず通常の定期預金で継続されますので満期日には継続された定期を一端解約し元本100万円のみを特別金利の定期預金に預け直す必要があります。
暗算でもお解りの通り2000円強の利息が普通口座に残りますので、同一日を満期とする定期預金(私は落ち穂拾い定期と呼んでます)を別に作っておき、そちらの定期に合算すれば複利的運用が行えます。
自分で書いていてもあまりの涙ぐましさに泣けてきます。
尚、香川銀行は今年の4月から一斉に各定期預金金利を0.02%引き下げた事もあり、どちらがお得かと言えば愛媛銀行でしょう。愛媛銀行は6ヶ月定期(1年と同金利)があり1万円以上(香川は10万円以上)から定期が作れるので使いやすさでも愛媛銀行に軍配が上がると思います。(以上は2020年9月20日時点のデータです)
ただ、いずれの銀行も支店のない地域では郵貯やコンビニのATMしか使えないので、大金を移動するには手数料を払って振り込みするしかないのは致し方ないところでしょう。
四国にはもう一行 高知銀行が同様の定期預金サービスを提供しています。
「何故四国には高金利の定期預金サービスを行っている地銀が多いのか?」について会社のメインバンクである某メガ行の営業次長さんに懇親会の場でこっそり聞いてみました。
「四国は県単位で商圏が区切られており、商圏内の人口×預金ポテンシャル×シェア では資金を賄いきれなくて、ネット支店の高金利定期で資金を調達せざるを得ないのではないか」
ということでした。
テリトリー内の預金量を上まわる資金需要があるなら喜ばしい限りです。
有り難うございました。