出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

加油 台湾! 心よりお見舞い申し上げます・・・プラス ギラギラ次男坊の逆襲?

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 本日(4月3日)現地時間7時58分に台湾東部沿岸で発生した地震マグニチュード7.2、2,400名以上の犠牲者を出した1991年の「921大地震」以来の規模とのことで、夕方現在で7名の方が亡くなられたと報道されております。

 花蓮市の画像等見ると大きく損壊したビルもあり、多くの不明者がいるのではと案じられますので、一刻も早い救出をお祈りするとともに、被害に遭われた方にお見舞い申し上げたいと思います。

 

 

【ギラギラ次男坊 伊藤忠の逆襲?】

 

 新年度明けて以降、日経平均は40,000を割続ける等、日米株式市場には良い流れはありません。

 さらに悲痛なのは私 出遅れおじさんの保有株式資産で、1日から、エイプリルフールであって欲しい、と願いたくなる状況でずっと大台割れ(▼100万円超 -1.8%)状態で、日経平均(-2.2%)に勝っているから・・・という気分にもなれません。

 

 そんな中、本日お祭り騒ぎとなった銘柄がありました。

Yahoo Finance殿サイトより借用


 

 伊藤忠<8001>が午後一番に「2024年度 経営計画」を公表した影響でした。

 

 同社によれば、計画の骨子は以下の通りです。

 「利益計画」 純利8,800億円 ROE 16%

 「株主還元」 総還元性向50% 配当200円以上 自己株式取得1500億円

 「成長投資」 投資額1兆円上限 NetDER(Net有利子負債/自己資本)<0.6

 

 ちなみに、同社の2023年3月期実績及び3/四期決算時点の2024年3月期の予想は以下の通りです。(単位:億円)

 

      売上高 純利益 1株配当

23年3月期実 139,456 8,005 140円(65+75)

24年3月期予   -  8,000 160円(80+80)

 

 23年3月期決算時点で資源価格安等見込んで24年3月期純利益を7,800億円と保守的予想を想定していましたが、ほぼ前年並の8,000億円に修正。

 これを達成した(・・・するんでしょうね?)上、翌25年3月期は10%の増益と25%の増配を公表。

 久しぶりに岡藤節炸裂、と言う感じです。

 

 商社株大好き人間である私のブログでも、度々ご紹介してきましたが、万年次男坊の伊藤忠商事の岡藤会長が御自らのビジュアルを前面に出すとともに、「ギラギラ次男坊」ぶりを発揮し、「純利益と時価総額で五大商社の首位に立つ」と宣言、実際に2020年6月22日伊藤忠は株価(≒時価総額)で三菱商事<8058>を上回り、2021年3月期の純利益は「衝撃のダブルスコア」で伊藤忠は商事を上回りました。

 (分割前の商事と伊藤忠はほぼ発行済み株式数が同じ)

deokureojisan.hatenablog.com

 ところがその後「おっとり長男坊」が覚醒し、再び商事に時価総額で逆転を許したばかりか、時価総額・純利益で三男坊である三井物産<8031>にも遅れをとってしまいました。

 そして長男坊は中期経営戦略

deokureojisan.hatenablog.com

 の発表でアッという間に手の届かないところへ行ってしまいました。

 

 今回の経営計画で、漸く時価総額で「お尻に火の付いた」ギラギラ次男坊の面目躍如、物産を上回りました。

 

 是非、純利益でも次男坊の座を確かものとし、更なる増配につなげて欲しいものです。

 

有り難うございました。