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出遅れおじさんです。
【おことわり】
本記事内容、並びに私個人として、決してひふみ投信やレオスキャピタル殿を誹謗中傷する意図するものではありませんし、同投信からの資金の待避を勧奨並びに煽るものでもないことはあらかじめお断り申し上げます。
私自身、足で有望な企業を発掘し成長の果実を享受するという本来のひふみ投信の手法はきわめて正しいと今でも信じております。
過去の記事、
で、ご紹介した日経平均およびTOPIXとひふみ投信基準価格との比較について、2023年5月22日時点での日経225平均とTOPIXとの相関図を示し、基本的には前年から左程変化は無い(すなわちやや低調)とご紹介させていただきました。
今回、その後8月14日までのデータを追加しました。
下のグラフは、縦軸はひふみ投信基準価格、横軸は日経22の終値の相関関係と推移を示したものです。
A点(2020年1月6日)あたりを起点としてから、楕円形状のグラフを時計回りに回ります。
2020年(薄青色)の一番左下あたりは3月20日前後のコロナショックで株価が大きく下げた頃です。
その後2021年(薄茶色)あたりまでは、ひふみの基準価格は日経平均やTOPIXに対して優位に推移していたように感じます。
しかし2022年(うぐいす色)になるとやや両指標に対して劣後した状態になったと言わざるを得ません。
2023年(赤色)になると、ひふみの基準価格は日経平均に対しては2022年とあまり大きな優劣はありません。
併せて、5月23日以降のデータを2023(2)とラベル付けし、黒色で色を変えて表示しました。
二枚目のグラフはこのグラフの日経平均28,000以上、ひふみ投信55,000以上の範囲のみを拡大したグラフです。
一旦は5月22日以前のデータ(赤色)に対しひふみ投信は低下(日経平均に対し劣位)しましたがやや改善(上方に推移)したように見えますが、2021年(茶色)水準には遠く及びません。
次のグラフは横軸をTOPIX、縦軸をひふみ投信の日々の終値の推移です。
上記の日経平均との相関と全く同様に、A点を起点に大きく時計回りに移動します。
上と同様、5月23日から8月14日までの部分は2023(2)とラベル付けし黒く表示しています。
こちらは明らかに、5月22日以前の赤色部分と全く変化なしと言わざるを得ません。
次のグラフは、TOPIXは2,000以上、ひふみ投信は55,000以上を拡大した図ですが、見える結果は同様です。
ちなみに年初来~7月31日までの基準価格、各指標、不詳出遅れおじさん保有銘柄(配当除く)の騰落率は以下の通りです。
ひふみ投信 △18.6%
日経平均 △27.1%
TOPIX △22.8%%
出遅れおじさん △28.1%(日本株57%、JREIT10%、米国株33%)
(配当を含んで30.6%)
私の保有銘柄はREITや米国株式等含んではいますが、日経平均やTOPIXを上回っています。
ここ2~3年は
という状況で推移していますので、今年に入り定額で取り崩しています。
成長の期待できる企業を丹念に見つけて・・・という手法を展開するには規模が大きくなりすぎたのでは、というのが素直な感想です。
有り難うございました。