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出遅れおじさんです。
【ひふみ投信 部分売却】
月々のETF三兄弟(HYG、東証PFFD、配当貴族)の買い付け資金に充てるためひふみ投信を一部売却しました。
今後も月一ペースで売却していく予定です。
【ひふみ投信売却】
単価✕数量 57,243円✕5.2408口
国内税 8,423円 (追記しました)
受取額 291,577円 (税額を控除しました)
ひふみ投信の画面では未だ税額は出ていませんが、騰落率は15%位だと思いますので、9千円強は源泉徴収されると思います。
恐れることはありません。
私には、燦然と輝く(?)前年からの繰り越し損失55万円と、今年既に22万円の損失がありますので、問題なく損益通算で回収できます。(そんなこと自慢してドーする!)
【ひふみ投信の最近の状況】
ETF購入のためにひふみを取り崩すことになったのは、最近イマイチひふみ投信が元気が無い事に尽きます。
過去の記事
で、ご紹介しましたように、ここ暫く運用成績が芳しくないと言うことで、第一線を離れていた藤野氏が最高運用責任者に復帰すると言う事態に至りました。
具体的にはここ2年(2021年、2022年)は年間騰落で日経平均に後れを取る状態でしたので、もう少し詳細に2020年以降の日経平均とひふみ投信の推移を見てみました。
日経平均の日々の終値(横軸)とひふみ投信の基準価格(縦軸)の相関を見たのが下のグラフです。
散布図は大きく楕円形をしていますが、起点(2020年年初)は凡そ「A」で記した点で、時系列的に大きく楕円を時計回りに廻っています。(2020年:青色)
どん底であったのは言うまでもなく2020年3月下旬のコロナショック時でした。
それ以降ひふみ投信は、コロナ禍を危機に感じてかなりの部分を売却・現金ポジションとしたとのことで、それ以降2021年(茶色部分)は好調でした。
その後2022年(鶯色)に入り、やや日経平均に対するパフォーマンスは低迷気味でした。
そして、2023年(赤色)に入り藤野氏が復帰してから少なくとも2022年(鶯色)のデータよりは改善しているようには見えます。
同様に、二番目のグラフはTOPIXの日々の終値(縦軸)とひふみ投信の基準価格(縦軸)の相関をしましたものです。
「A」地点から始まって楕円上を時計回りに廻るという動き自体は変わり有りません。
しかし注目すべきは2022年(鶯色)と2023年(赤色)との関係です。
TOPIXに対しては明らかに2023年に入ってからアンダーパフォーム状態です。
直近は東証の「PBR<1銘柄撲滅作戦(出遅れおじさん 命名)」の影響もあって、日経平均よりTOPIXの方が好調ということも影響しているかも知れません。
しかし、全体の平均以下というのは如何なものか、と言いたいと思います。
言うまでも有りませんが、幾ら優秀とは言え運用責任者が復帰して1~2ヶ月で状況が改善できるとも思いませんし、ひふみ投信自体日本株のみならずマイクロソフトやアップル等の米国株も含めて運用しており、日経平均やTOPIXと比較するのはフェアでは無いと言うことは重々承知した上で言わせて頂きますと、
「グロースファンドとしては規模が大きくなりすぎたのでは・・・」
ではないでしょうか。
有り難うございました。