出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

ぐるぐるぐるぐるグーグルぐる・・・株価の決算暴落で取り乱しています

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出遅れおじさんです。

 

 アルファベット(GOOGL)がGAFAMの先頭を切る形で、7月~9月期の決算を発表しました。

 

 25日(米国時間)に公表された決算状況は以下の通りで、売上高、1株利益ともに市場予想を下回りました。

 (市場予想がナンボのもんじゃい! という気持ちはありますが)

 

売上高  690.9億$(予想713.4億$、前年同期651.2億$) 

1株利益   1.06$ (予想 1.28$ 、前年同期 1.40$:株式分割後に換算)

 

 売上高は前年同期を上まわっているものの、1株利益は大きく下回りました。

 

 売上高自体は前年同期を+6%上まわっているとは言うものの、過去9四半期で伸び率は最低を記録しました。

 グローバル企業としては、世界的な景気の減速感があることに加え、米国企業としては昨今のドル独歩高が大きく売上げに影響していると思われます。

 海外事業比率の高い企業にとって、自国通貨高は何のメリットもありません。

 

 今回の決算で大きく報じられているのは、Youtubeの公告収入が前年同期を下回ったことでした。

 (Youtubeの公告収入が減少に転じたのは初めてのことだと思いますが、確認が取れていません)

 

 「TikTok」等のライバルとの競争が激化していることが影響している様です。

 TikTokのお気軽さを導入しようと「ショート」なる短編動画プラットフォームを導入したとのことですが、二番煎じの誹りは免れないでしょう。(未だ見たことがありません)

 

 インフレ環境下ではネット広告というビジネスモデルは逆風を受けざるをえず、今回のアルファベットの市場予想未達の決算を受けて、翌日が決算発表であるメタ(旧フェイスブック)の株価も広告収入の減少が連想されて下落しました。

 「お気の毒」としか言いようが有りませんが、翌26日(米国時間)発表のメタの決算もイマイチだったようで、「売り逃げ」は正解だったようです。

 メタ株は保有していませんので、ヒトゴトのように言いますが。

 

 今回の発表を受けて、アルファベットの株価は、対前日終値9%以上ダウンの94.93$まで下落しました。

Yahoo Finance殿サイトより借用



 2022年年明けの最高値151.547$以降ジリ貧状態にあった株価が100$を切ると心穏やかではありません。

 取得価格は分割後換算で手数料込み66.65$ですので今年に入って含み益の半分以上が吹っ飛んだと言う印象です。

 

 「日々の株価の上げ下げには一喜一憂しない」は何処へ行った!!

 

 判ってはいますが。

 

有り難うございました。