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出遅れおじさんです。
サムティ・レジデンシャル投資法人(3459 以下サムティRR)より分配金を頂きました。
サムティ株式会社(3244)自体は、不動産開発・賃貸、ホテル事業を行う総合不動産会社ですが、サムティRRは住居専門のREITです。
物件のロケーションとしては、非東京圏(23区内の資産は7.1%)、地方都市圏の賃貸物件を主体として保有するREITです。
9月中旬に発表されたサムティRRの決算の概要は以下の通りです。
営業収益 対前期 ▼ 4.1%
経常利益 〃 ▼24.5%
純利益 〃 ▼24.5%
大きく減益ですが、前期(2021年1月期)は新規物件取得等による消費税還付等があり、前々期(2020年7月期)に対して利益分配金は28.6%の増となっていたことによる反動です。
投資口価格はコロナ禍前を遙かに上まわり、13万円超えるあたりまで一時は上昇していましたが、2021年7月に新規物件取得のために公募増資を行ったことにより12万円まで下げ、さらに今回の減収公表でも下げましたが、12万円台は何とか回復しました。
(売却する予定もないのでどうでも良いですが、今日だけの瞬間風速で無い事を祈っています)
サムティRRは原則利益の100%を分配し、さらに減価償却費の一部を以下の通り利益超過分配金として分配しています。
直近の分配金の実績は以下の通りです。( )内は利益超過分配金を含んだ分配額です。
2020年1月期 2,530(2,877)
2020年7月期 2,443(2,834)
2021年1月期 3,141(3,333)
2021年7月期 2,371(2,735) 今回
2022年1月期 2,371(2,754) 見込み
2022年7月期 2,302(2,644) 見込み
分配金利回りは、4.5%(利益超過分配含む)です。
【お詫び】
前回の記事
で、同法人の利益超過分配金について「物件の入替による」と記載していましたが、色々調べたところ、以下のように意図的に超過分配を行っているものでしたので、お詫びして訂正します。
【超過分配の理由・目的】
地方都市では首都圏等に比較して賃料が低く、分配可能利益の比率が低くならざるを得ない。
そこで、相対的に割高な減価償却費の一部を、物件の評価額、将来の投資に向けた内部留保の確保、当面の資本支出見通し等を勘案し、利益超過分配として投資家へ還元することとしており、同投資法人のキャッシュマネージメント方針であるとのことです。
不勉強でした。
有り難うございました。