当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。
出遅れおじさんです。
常々このブログで申し上げておりますとおり、基本的な私の投資スタンスは、
・長期保有
・配当重視
ですので、株価の上がり下がりは気にしないと言いながら、毎週毎週各証券会社の残高を集計して株式の資産額をご報告させて頂いております。
理由は、以前「リ○ー教育」という会社の不正経理が発覚し暴落したのに2日間気づかなかったという恥ずかしい経験があるからです。
従って個別銘柄の値動きは大きく値を下げたもののみ重点的にチェックお対象としていますが、当然驚くほど暴騰している銘柄もチェックには引っかかります。
以前の書き込み
deokureojisan.hatenablog.com
で、「優良子会社銘柄」としてご紹介した東京エレクトロンデバイス(2760 以下東エレデバ)の最近の株価の高騰には驚かされています。
同社は東京エレクトロン(8035)の保有比率が34%程度なので厳密な意味では子会社と言うわけではありませんが、この手の会社の常で配当性向は40%を維持しており「高配当銘柄」として比較的古くから保有しています。
株価は一瞬4,000円を伺いはしましたが、3,000円を超えたあたりでしばらく留まっていたのですが、世界的な半導体不足と中国包囲網造りが好影響をもたらすという見込みと、ここしばらくの四半期決算の状況が良かった事もあり、年明けからさらに上昇しあっという間に5,000円を超えました。
さすがにここまで来ると利益確定売りに推され、決算発表日の今日(27日)は大きく下げましたが、発表内容には驚かされました。
売上高こそ5.4%の増に留まりましたが、営業利益・経常利益・純利益はそれぞれ、21.3%、29.4%、37.3%の大幅増益となりました。
さらに驚かされたのは配当見通しで、
2019年3月期 90円(40+50)実績
2020年3月期 108円(40+68)当初見込み
2020年3月期 125円(40+85)今回発表
2021年3月期 175円(80+95)見込み
と、ここまで大風呂敷を広げて大丈夫か! と言いたくなるほどの大幅増配でした。
高配当株投資のセオリーは、「株価が高騰して配当利回りが低下したら売却」と言うことで、私の極希少な体験では、船井総研(9757)、早稲田アカデミー(4718)等の事例しかありませんが、2%を切った段階で利益を確定しています。
(その後そこそこさらに株価は上昇もしているのですが、私らしいと言うことで・・・)
東エレデバもそう言う意味では株価5,000円で、今期の当初配当見込みの108円では配当利回りは2%近くまで下落していましたが、今回の増配見通しを見て、もうしばらくお付き合いが必要と見直さざるを得なくなりました。
毎度毎度の話で恐縮ですが、こういう優良株に限って残念なことに一単元しか保有しておりません。
有り難うございました。