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出遅れおじさんです。
Iシェアーズ優先株式&インカム証券ETFより分配金を頂きました。
このETFについては約半年前の10月9日にご紹介しましたので過去の記事
deokureojisan.hatenablog.com
をご参照ください。
一言で言えば、優先株(議決権が無い代わり高配当)とハイブリッド証券(株式的性格を持つ債権)を投資対象としています。「配当命!」の投資家の間ではよく知られたETFです。
配当金等で米ドルが貯まるとせっせとPFFを追加購入していたのですが、いまはエイリスキャピタル(ARCC)かAT&T(T)を購入する事が多くなっています。
前回報告以降の主だった変化は、株価(正しくは投資口価格と言うべきでしょうが)がジリジリと38$台後半まで改善し、ほぼコロナ直前の最高値38.2ドルを回復しています。
逆に後で述べますように分配金はジリ貧になっています。
このETFは毎月分配ですが、毎月均等というわけでは無く、2月頭から12月頭まで11回の権利落ち日が有り、12月はさらに中旬にもう一度権利落ち日があって、期末賞与的というか、日本の証券口座ですとお年玉のように分配されます。
その代わりというわけでも無いでしょうが、1月頭を権利落ち日とした分配はありません。
12月の2回目の分配金は年間の利益の精算的な要素があるのではないかと推察しています。
月次の分配金も減少気味ですし、円末の分配金は今回大幅に減少しました。
直近3年間の分配実績は以下の通りです。
2018年2月~12月 1.904703$(月平均0.173155$)
2018年12月 (2) 0.254547$
年間合計 2.159250$
2019年2月~12月 1.842713$(月平均0.167519$)
2019年12月(2) 0.154961$
年間合計 1.997674$
2020年2月~12月 1.784293$(月平均0.1.62208$)
2020年12月(2) 0.061450$
年間合計 1.845743$
毎年、着実に(?)▼8%の勢いで分配金額は低下しております。
因みに、今年の2月から4月の分配金は0.15$前後ですのでさらに低下する見込みです。
取得来の運用成績は、
価格差 ✕ 5.9%
累積配当 ◯22.1%
トータル ◯16.2%
2020年1年間の分配金を直近の価格で割った利回りは、4.77%でなかなか捨てがたいところもあると言うのが正直なところです。
有り難うございました。