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出遅れおじさんです。
iシェアーズ優先株式&インカム証券ETF(PFF)より分配金(33.18$)を頂きました。一株あたりの分配金は0.157447$です。
このETFは以前は優先株式ETFと呼ばれていたのですが、2019年2月より名称及びベンチマークが変更となりました。ブラックロックジャパン殿のサイトによるとドル建て優先株並びにハイブリッド証券に投資、ベンチマークもS&P米国優先株からICE上場優先株式及びICEハイブリッド証券トラジションインデックスへと変更するとのことでした。
優先株というのは議決権に一定の制限はつくものの配当や会社精算時の剰余財産を優先的に受け取れる株式で、対義語は劣後株です。ハイブリッド証券というのは株式と債券の両方の性格を併せ持つ証券で、株式同様に優先債と劣後債の両方があります。
ICE指標というのは実はその時まで全く不勉強で知らなかった(じゃあオマエはS&Pについて熟知しているかと言われると押し黙るしかありません)のですが、ハイブリッド証券をポートフォリオに加えるなら両方の指標をベンチマークすることは当然のことと思います。
PFFは「配当 命!」の投資家では有名なETFで、毎月分配があり10月8日(米国)の終値が37.01$ですので分配金利回りは年率5.1%です。
基準価格はコロナ騒ぎによる株価等の低迷を受けて、一旦は大きく値を下げましたが、徐々にリーマンショック以降の平均的水準(30$台後半)に復帰しています。毎月分配ですので基準価格の大きな高騰は望めませんが所謂分配金再投資ベースのパフォーマンス推移はそこそこの成績といえるでしょう。
年ベースの直近の分配金の推移をブラックロック殿のサイトから集計すると
2016年 2.292591$
2017年 2.233835$
2018年 2.003859$
2019年 2.100260$
2020年 1.967536$(1~10月分配×12/10)
とじり貧ではありますが、一番コロナの影響をうけた4~6月の影響が出始めていることを考えると上々といえます。構成銘柄の上位に情報技術、金融、ヘルスケア、公益事業等どちらかというとコンシューマー寄りの企業が並んでおり、悪影響を回避できているのでは無いかと思います。
一頃は、米国株の配当で米ドルが溜まってくるとチョコチョコPFFを買い増ししていたのですが、最近はすっかりエイリスキャピタル(ARCC)にハマって(?)しまっているので、こちらの方を買い増しすることが多くなっています。(株価がコロナ以前に回復し切れていない事もありますが・・・)
有り難うございました。