出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

バークシャーハサウエイについて (商社株ネタの続きと言うわけではありません)

当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。

出遅れおじさんです。

 

 総合商社ネタが二日続きましたので、気分転換というワケでもありませんが、昨日の話題を引き継いで(やはり昨日の続きかヨ!という突っ込みは置いといて)、バークシャーハサウェイ(BRKB)について触れたいと思います。

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Yahoo Finance 殿より引用


 私の投資スタイルは「配当こそ命!」です。本格的に投資を始めたのが60歳に近くなってからですので、基本的には「守り」のスタンスです。老後の生活のために「大きく爆上げを望むと言うより、多少の減少は許容するが、継続的に安定配当を得る」と言うことを目指しており、株式(含むREITETF)全体で3%台半ばの配当利回りを維持しています。

 従って、【少なくとも国内株に関しては】高配当利回りでかつ安定的か? が第一の選定基準です。そして極力リスクを回避すべく分散投資を行っています。

 ただし、米国株に関しては、配当重視もありますが、無配当の会社も保有しています。「無配当」と言っても、「今期経営不振のため『無配』」の無配では無く、利益をすべて将来の投資に回すために配当をしない会社です。

 結果として米国株の配当利回りは2%台前半です。

 今回取り上げるバークシャーハサウエイも無配当です。

 同社の株主は利益を配当として得ると言うより、バフェット氏の投資手法を信頼し利益の再投資による成長を期待しています。バフェット氏の投資手法は確かに極めてわかりやすいしチャートを見てもお判り頂けると思いますが、様々な要因で一時的には停滞、下落もありますが安定的に上昇を継続しています。

 バフェット氏は理解出来ないビジネスには投資しないをモットーの一つにしていますので、いきなりのテンバガー(株価10倍)は無いかわりに大コケもありません。ITバブルに乗らず臆病者呼ばわりをされたこともありましたが、バブル崩壊による大損失は回避できました。

 今期のコロナ禍のゴタゴタでもバフェット氏が大損失を被っただとかいろいろなニュースが出回りましたが11月に入り最高値を更新し再び上昇基調に向かっています。

 

 で、将来に亘って・・・とは一概に言い切れない所もあります。

 ウォーレンバフェット氏は1930年生まれの90歳(!)です。投資パートナーのチャーリーマンガー氏に至っては1924年生まれの96歳(!!)です。縁起でも無いことを言うようで申しわけありませんが、何れはその日を迎えることになると思います。

 以前からバフェット氏の後継者問題は色々取りざたされてきておりますし、基本的な投資方針は組織として継承されるものと期待しています。

 が、その後継の方が、バフェット氏ほどのカリスマ性を持って取締役会や株主の反対意見をはねつけてその投資スタイルを貫き通せるかにかかっていると思います。

 

有り難うございました。