出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

年末までの確定申告へ向けての準備

当ブログをご訪問頂きまして大変有難うございます。

出遅れおじさんです。

 

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そろそろ心づもりを


 今年もいよいよ残り2ヶ月となりましたのでそろそろ年明けの確定申告へ向けての「戦略」と言うほどのものではありませんが心づもりをする時期です。

 

 配当収入の確定申告の方法について、批判を恐れず勝手にランク付けさせて頂くなら

【松】法人を設立されている方・・法人税申告ですので対象外。

【竹】所得税、住民税とも分離課税。

【梅】所得税は総合課税、住民税は分離課税(所謂申告不要)

と言うことになるでしょう。

 【竹】と【梅】の境目は、通常の分離課税で源泉徴収された所得税と、給与等の他の所得と合算した総合課税の所得税から配当控除を差し引いた金額の大小で決まります。

 配当控除は基本的には国内株式の配当にのみ適用されるので、外国株や投資信託REIT等の保有比率で大幅に変わります。最終的にはネットで分離と総合の両方の税額を試算してみるしか無いと思います。

 所得税と住民税の申告方法を変えることが出来るというのは意外と知られていないので日を改めてご紹介させて頂きます。

 

 私、出遅れおじさんは本年後半は非常勤といえども給料を頂いていますので、【竹】となり、分離課税ですので本来は何もしなくてよいのですが、ほぼ毎年証券会社をまたいで損益通算が必要な事が多々ありましたので毎年確定申告を行っています。

 主として私のお小遣い勘定口座の信用取引の損失(涙)と家計勘定の配当を通算、家内には税の還付を受けたときにシレっと「このうちの○×円は僕の取り分」と言って頂戴しています。

 ところが今年、私のお小遣い勘定での損失が殆どなく、幸い(?)家計勘定の株式で含み損を抱えている銘柄が多々ありますので、所謂「損だし」して配当受取時に源泉徴収された税金を回収しなければなりません。

 年末までの受け取れるであろう配当額をにらみながら、相殺できそうな銘柄を選別し売却し損切りする必要があります。

 その後、その銘柄を再び買い戻すのか、他の銘柄に乗り換えるか、悩ましい日が続きます。

 

有り難うございました。