出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

9月の投資信託運用成績

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出遅れおじさんです。

 

 22日は、フィディティー投信のフィディティー・USハイイールド・ファンド決算日ですので運用状況をご紹介したいと思います。

 併せて、9月は菅総理が総裁選不出馬を表明するは、これを好感したのか日経平均は爆上げするは、と「事件」が多かったので、他の投資信託の状況がご紹介できませんでしたので全部纏めてのご報告です。

 

【フィディ・ハイイールド債投信】

 私は二つの証券会社で保有しておりそれぞれの運用成績は以下の通りです。

                (千円)

     (取得)  (8月)  (9月)  (取得来)

野村證券 1,390 1,634 1,650 (18.7%)

大和証券  639  791  799 (25.1%)

・合計  2,029 2,425 2,449 (20.7%)

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フィディリティー投信殿サイトより借用



 ぼちぼちとしか言いようが有りません。

 

【米国リート三兄弟】

 7月以来ご紹介していませんでしたので、下記米国リート三兄弟の状況は以下の通りです。(各投信とも決算日断面)

      (取得)   (7月)  (8月) (9月) (取得来)

・ゼウス    671  863  871  908 (35.3%)      

・大和米国R 1,351 2,342 2,351 2,352 (74.0%)

・フィディR 1,390 1,844 1,852 1,856 (33.5%)

 (合計)     3,412 5,049 5,074 5,116 (49.9%)

 

 米国内の行動制限の緩和を受けて堅調です。

 

ひふみ投信

 4月以降ご紹介していませんでしたので、

     (取得) (4月)  (5月)   (6月)  (7月) (8月) (9月) (取得来) 

・ひふみ 5,550 6,982 6,456 6,848 6,962 6,828 7,396 (33.3%)

 

「逆ガースーショック」で今月は爆上げでした。

 

【日本国内債権】

 明治安田日本債権F(ホワイトウイング)とダイワ日本国債Fは7月以降ご紹介が有りませんでしたので、

        (取得)  (7月) (8月) (9月) (取得来)

・Wウイング   850   759  810  859 (1.1% 毎月5万円積立中)

大和国債F  7,938 8,215 8,213 8,203 (3.3%)

 

 株式が堅調ですと、国債はジリ貧です。

 

【その他】

        (取得)  (7月) (8月) (9月) (取得来)

eMaxis先進債  800  722  771  820 ( 2.5% 毎月5万円積立中)

・野村高配当株 1,390 1,550 1,554 1,570 (12.9%)

 

 まだ、積立中の投信もあるので月々の経過を評価するのは難しいのですが、9月現在の全体合計は以下の通りです。

 

取得額   22,181千円

9月評価額 26,454千円

 

 取得来20.1%、対前月で2.5%増の好成績でした。「逆ガースーショック」による日本株爆上げが奏功しているようです。

 

有り難うございました。

人気沸騰! 英国に続き中国、台湾もTPPに加入申請・・・おヨビで無いのが一人・・・

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 今日突然台湾がTPPに加入申請をしたと言うニュースが飛び込んできました。

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一般社団法人日本貿易会殿サイトより借用


 

 先週の中国の「驚愕のTPP加入申請」に続いての申請で、中国の申請に遅れまいと申請を急いだのか、逆に中国が台湾の加入申請を察知して、攪乱の上、妨害しようとして先手を打ったのかは判りません。

 

 台湾の加入については価値観を共有できる国(私は台湾を国と称することに全く抵抗がありません)として加入を歓迎したいと思います。

 

 しかし、中国がTPPに加入申請をしたという先週のニュースは、「悪い冗談でしょ」と言いたくなるようなニュースでした。

 「アナタを排除するための仕組みですよ、TPPは!」

 と言いたい気持ちです。

 

 例えが悪くて申しわけありませんが、反社勢力の方が防犯協議会に入れてくれと言ってきているようなものです。

 

 中国が凡そTPPで求めている自由公正な貿易ルールを満たしうるかについては、「否」という評価しかあり得ないと思います。

 「ドーン」とルールブックを突きつけて、「全部守れるなら交渉に乗ってやる」というしかないのでしょう。

 しかし、あの国の嫌らしいところは、新たな仕組みに加わるに当たって、自分がそのルールに合わせるのでは無く、皆が自分に慮ってルールを変えるべき、と言い出しかねない所です。

 

 TPPは全加盟国の同意が無ければ新規加入は出来ませんが、中国との経済関係を拡大したいシンガポールやマレーシアはすでに「歓迎」の意向を示していますので、中国は個別撃破で責めてくると思います。

 

 中南米のメキシコやチリ、ペルーは中国のワクチン外交にやられているとしか思えないので、「脳天気」にBienvenido!(Wellcome)と言いだしかねません。

 (決して、ラテンアメリカの皆様を揶揄するつもりはありません)

 

 明確に反対してくれそうなのは、目下「貿易戦争中」のオーストラリアと中国の人権問題に神経をとがらせているカナダくらいでしょうか。

 

 TPPの加入審査がどういうルールで実施されるのかは調べ切れていませんが、先に加入申請しているイギリスの加入承認をして「自由陣営」のメンバーを増やすのが先決という気がします。

 

 言い出しっぺのアメリカが抜けてから漂流も懸念されましたが、安倍政権が良くリーダーシップを発揮してアメリカを除く11カ国でCPTPPをまとめ上げたのは我が国の大きな外交成果だと思っています。

 

 アメリカ抜きのTPPの議長国として、どう切り盛りしていくかが日本のリーダーシップが問われています。

 

 なーんて、今見たニュース解説みたいな事を言っていますが、案外、中国と台湾の加入申請にどう向き合うかで、自民党総裁選の結果が見えてくると言う期待もあります。

 

 当事者の皆様には申し訳ない例えで、誠に恐縮ですが、香港での暴挙が台湾の蔡英文総統の再選に繋がったように、中国に毅然と対応できるかで次期総理が決まるような気がしてきました。

 

有り難うございました。

菅総理、任期末に大偉業!・・・米国、福島産他の食品の輸入制限を全面撤廃

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 菅義偉首相が総裁選不出馬を表明後ほぼ3週間になろうとして、実質的に9月末の退陣の予定となりました。

 が、任期末が近づく中、菅総理はまた一つ偉業を達成しました。

 

 米国は福島原発事故以降実施していた14県の食品の輸入停止措置を全面撤廃しました。

nordot.app

 

 共同通信さん。

 ニュースを引用しておいてこういう言い方もナンですが、余りに素っ気ない扱いではないですか?

 

・菅政権の功績を取り扱うのは、おイヤですか?

福島原発の事故を起こした日本が世界から受け入れられるのはお気に召しませんか?

 

 と嫌みの二つも言いたくなります。

 

 総裁任期末での退陣を表明した菅総理への米国からの「慰労」の意味があるとも思えませんが、個人的には今年目にした中で一番嬉しい(イヤ、池江璃花子選手のオリンピック出場権獲得の次か?)ニュースと思っています。

 

 福島原発事故福島県を初めとした東日本地域の生産者の皆様には大変不幸な事故でしたが、それに輪を掛けてこの地方の生産者を苦しめてきたのは当時の民主党政権です。

 何度国会で理由を問われても「安心、安全のため」と嘯いて、国際基準を桁違いに上まわる厳しい放射性物質の基準を設定、地域の産品を出荷不能の状態にし、「官製風評被害」を広めたのは、当時のk宮山厚生労働大臣以外の何者でもありません。

 

 出荷米の全量検査を実施する等の風評被害払拭への生産者のご尽力が漸く報われたと言う思いです。

 

 菅総理が総裁選不出馬表明をしたときの記事

deokureojisan.hatenablog.com

 でも書きましたが、菅総理は「仕事師」と呼ばれ歴代内閣が積み残してきた懸案事項を次々と片付けてきました。

 (リベラルな思考の方はおイヤでしょうが、追記を含めて再掲します)

・「悪名高き」学術会議を骨抜きにした

・米国及びG7各国への台湾問題の提起

・重要土地規制法成立(追記)

・男系維持のための旧皇族の復帰を議論の俎上に載せた

・オリンピック、パラリンピックの成功(当事者では無いが)

・紛争地域への自衛隊による邦人救出の前例を作った

 

 ただ、惜しむらくは、これだけの「偉業」を成し遂げたのに、アピール力が決定的に欠け、評価を得られませんでした。

 

 コロナ対応についても、「リスク」を極端に恐れる我が国の国民性に乗じた、マスコミや野党の「ゼロコロナ」指向に煽られ、菅政権のコロナ対応は全く評価されていませんが、人口あたりの陽性者数や死亡者数等単純に国際比較をすれば、元内閣官房参与高橋洋一氏の「さざ波」発言が的を射た評価であると判るでしょう。

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さざ波グラフ・・一番下の黒線が日本の人口あたり陽性者推移
(高橋洋一ツイッターより転載)



 勿論、私自身、菅政権のコロナ対応を手放しで評価しているわけではありません。私の評点での功罪は以下の通りです。

【コロナ対策の功】

 ワクチン確保並びに世界最高の接種推進につきるでしょう。

 ワクチン確保はファイザーとの直談判、打ち手の確保については、歯科医や薬剤師まで動員する等、既存の医師会の利権を打破できたのにアピール不足で評価されず。

【コロナ対応の罪】

1.医師会の抵抗に打ち勝てず、病床確保が後手に回ったこと。

2.同様に、アドバイサリーボードの人選を感染抑制専門家に偏らせた結果、医療体制が後手に回ったこと

3.厚生労働省、医師会の抵抗に打ち勝てず、2類相当以上の扱いを解除できなかったこと

4.財務省の抵抗を打ち崩せず、国民への財政支援が手薄になったこと」

 

 と、気が付いてみれば1勝4敗?

 

 トリマ,お疲れ様でした。

 

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「張りボテ」経済の末路?・・・恒大集団のデフォルト危機

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【おことわり】

 本記事は、表題をはじめ、記事の内容には「果敢にも」恒大集団や中国株への投資に励んでいらっしゃる皆様の神経を逆なでしかねない内容がありますのでご注意下さい。

 

 月曜日、日本は敬老の日で休日でしたが、中国発の経済危機にもなりかねないニュースが世界を駆け巡りました。

 

 日本と米国以外は一切投資対象と考えていない私 出遅れおじさんは日本が休日の昼間は一切経済ニュースは見ておりませんでした。

 

 が、中国市場を発端とした「恒大集団」のデフォルト危機のニュースはヨーロッパ、アメリカと地球を一周し、連休明けの東京市場にまで大きな影を落としました。

 

 以前から中国国内二位の不動産開発業者である恒大集団の債務問題は、一部の中国ウオッチャーの間では話題になっておりましたが、9月下旬から始まる「利払い不能」懸念について、お尻に火が付いてしまったように一挙に弾ける騒ぎとなりました。

 

 経済ニュースだけに留まらず一般ニュースでも取り上げられておりますが、不動産価格の高騰に業を煮やした中国政府が所謂「総量規制」を発動し、不動産投資に対する資金供給を絞ったために、恒大集団は一挙に資金繰りに行き詰まる結果となりました。

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Bloonberg殿サイトより借用



 習近平主席はまさに永久皇帝としての自らの地位を固めるべく不安材料を払拭せんとして、

少子化懸念に対しては学習塾等の規制を強化

・貧富格差の是正と称して巨大IT企業への規制を強化

・不動産価格高騰を抑えるべく「総量規制」を発動

 と、ありとあらゆる対処療法を発動してきました。

 

 不動産価格高騰の対処策として急激に資金供給を絞ればどうなるかは、近隣の国に良い背面教師はあったのですが、習近平指導部は「小日本など他山の石にもならん!」とばかりに無視して、ヤラカシテしまったようです。

 

 一説には恒大集団の負債総額は日本円換算33兆円(!)と中国GDPの2%にも達すると言われています。

 

 9月23日には日本で言う年度末3月償還の債務の利払いが迫っており、一気にデフォルト懸念に火が付いたようです。

 

 今週到来する利払い額は日経新聞によれば2.3億元+8300万$で併せて140億円にも達しており、30日間の猶予のあるものもあるようですが、中国共産党政府は、「Too Large to Fail」とはいうものの、一切の減免・救済措置を発動しないと私はみています。

 

 これを救済したらその後さらに続く利払いも救済せざるを得ず、あらゆる企業の救済の前例とならざるを得ないからです。

 

 今更言うまでも有りませんが中国経済は「張り子の虎」といっても差し支え有りません。

 

 常識的思考をすれば、四半期終了後2週間やそこらでGDP統計が出てくること自体可笑しいと思わなければなりません。

 中国のGDPの成長率が様々な貿易統計等と全く整合が取れていないのは周知の事実です。

 

 誰も住んでいない「鬼城」とまで揶揄されたマンションを建設し続け、価格高騰を続ける中国の不動産業界は習近平指導部にとって多少の痛手はあっても取り除かざるを得ないジャマモノと言えるでしょう。

 

 自らの権力の障害になりかねないという理由で国家成長の柱であるIT業界を規制し、今回の経済発展の根源である不動産業界を規制し・・・

 

 毛沢東が政敵を亡き者にせんが為に「文化大革命」を起こしたように、習近平指導部は自らの地位を守るためにはGDP2位の中国経済を破綻させることぐらいワケは無いと考えているとしたら恐ろしいことです。

 

有り難うございました。

9月も終わりそうなのでそろそろ年明けの確定申告の準備を・・・

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 9月も下旬に入りましたので、そろそろ年明けの確定申告に向けての準備に取りかからなければなりません。

 

「エッ? もう?」、「鬼が笑うゾ!」

 

 という声も聞こえそうですが、私事ですが、2021年の6月に非常勤顧問という立場も離れ、本格的に年金生活に移行しましたので、「総合課税」か「分離課税」か、とても悩ましい状況になっています。

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鬼に笑われても 早めの準備を!



 これまで「分離課税」であっても、「恥ずかしながら損益通算に縋る思い」で、延々申請書に入力してきましたので、「総合課税」の申請自体悩むものでもありません。

 本年の私の課税所得が330万円という限界税率10%と20%の境界あたりになりそうなのです。

 

「バカヤロウ! ネットで調べろ! 分離課税15%が総合課税で20%になっても、配当控除10%を差し引けば『課税所得695万円以下なら総合課税がおトク!』って書いてあるだろ!」

 

 と、言う声も聞こえそうですが、それは配当の100%が「株式」の場合であって、REIT投資信託で配当控除を受けられないものの比率が上がってくれば、695万円の損得分岐ラインが急に330万円まで下がってくるのです。

 

【大きな声では言えませんが】と言って小さな字でも書けないので薄い色で・・・

 R天証券とD和証券の年間取引報告書は、REITの分配金は株式の配当と合算で表示されるので・・・

 

 今年は、前年不振を極めた投資信託が盛り返して2月か3月頃から分配金が課税されていますので、その辺が今年はズシッと肩に乗ってきます。

 

 そんな状況のなか、今年の対処方針(それほどのものでも無いですが)以下の通りにしたいと決意するにいたりました。

 

1.家内名義の配当の課税方法の選択

 家内に関しては、今年の初めに退職しましたので、配当以外の所得は無いため、「分離課税」にして私の扶養に入れるより、「総合課税」にして配当控除を満額受けた方が有利との結論になりました。

 私の扶養に入っても、所得控除により受けられる減税額は、所得税最大20%✕38万円と住民税10%✕33万円ですので最大10.9万円です。

 「総合課税」によるメリットはこれよりも大きいです。

 

2.自分自身の配当の課税方法の選択

 自分自身について言えば、「分離課税」か「総合課税」か、は年明けに申告書を作成する段階でそれこそ「ワンクリック」で選択可能ですので、年明けに頂ける各口座の報告書を見て両方申告書を作成してみて税額の少ない方を選択すれば良いだけです。

 

 ただし、「分離課税」を選択せざるを得ない場合に備えて、如何に上手く「損出し」して、源泉徴収税を 奪還 還付を受けるかが、予め準備が必要です。

 

 手元のエクセルシートには取得来の損益等判るようにはなっていますが、過去損出しして買換を実施したのは反映されていないので・・・

 

 そう言う意味でこの連休は各証券口座の手持ちの株の損益状況を眺めて過ごしました。

 

 が、損出しできそうなのは・・・

 

三越伊勢丹HD、Jフロント、高島屋

ANA・・・

ビヨンドミート

 

 結局40万円出せれば良い方か?・・・

 

 相場が下がれば文句を言い、相場が上がれば上がったで損出しネタが無いという、面倒くさいオトコです。

 

 でも、優待狙いの百貨店株や将来を見越した米国株はともかく、ANA・・・売却してそのままになりそうな。

 

有り難うございました。

夢真ビーネックス(2154)より配当を頂きました・・・シナジー効果は期待できるか?

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 夢真ビーネックスグループ(2154)より配当を頂きました。

 

 過去の記事

deokureojisan.hatenablog.com

 でもご紹介しましたが、2021年4月1日付けで技術系の派遣会社であるビーネックスグループ(2154)と夢真ホールディングスが経営統合しビーネックスグループを存続会社としたものです。

 

 IT等の機電系が得意のビーネックスと建設現場系が得意の夢真の合併については、お互いに補完できることから上記の記事でも私は評価しました。

 上場の技術者派遣会社では売上げ規模で、テクノプロHD(6028)、UTグループ(2146)、メイテック(9744)に続く業界4位の出現に同業者も戦々恐々としているのでは無いでしょうか。

 合併の直前には株価は暴騰し、「よもや」と私もあらぬ期待をしてしまいましたが、「杞憂」に終わったようでやはりコロナ前の水準に落ち着いてしまいました。

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Yahoo Finance殿より借用



 ビーネックスが6月決算(夢真は9月決算)でしたので、今回が統合後の初めての決算及び株主総会となりました。

 

 決算の状況は以下の通りでした。

 

売上高  対前年比較 △16.3%

経常利益   〃   △ 3.4%

純利益    〃   △95.5%(!!)

 

 勿論合併後の決算ですので色々註釈が必要で、今回の決算は通期の旧ビーネックスの業績と4月~6月の旧夢真の業績の合算として計上されています。

 

 売上高は、元々夢真がビーネックスに対し、60%~70%規模の会社でしたので、その1/4が単純に加算されたものと理解すれば、対前年「トントン」という評価になると思います。

 経常利益は合併に伴う「のれん」償却等あって合併による増は帳消しとなったようです。

 

 純利は倍増と「頑張っている」ように見えますが、前期がコロナ対応等により対前年大幅減でしたので「元に戻った」という評価です。 

 

 決算時期がずれた会社同士が合併するとこうならざるを得ないのでしょうが、旧夢真の株主としては、過ぎてしまった3月までの夢真の業績は「すでに亡き者」にされているような切なさすら感じます。

 

直近の配当と今後の見通しは以下の通りです。

2019年6月期 35円(15+20) 分割換算

2020年6月期 40円(15+25)

2021年6月期 44円(17+25+2) 今期 2円は合併記念配当

2022年6月期 45円(17+28円) 見込み

 

 配当利回りは3.2%です。

 

 ビーネックス自体来期で10期連続増配を達成見込みですし、グループ中期計画「BY25」で大幅な業容拡大とその後3年の増配を見込んでいますので、気長に応援したいと思います

 

有り難うございました。

9月第3週末の騰落 日経平均一人勝ち・・・と言うわけではなさそうで・・・

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出遅れおじさんです。

 

 常々このブログで申し上げておりますとおり、基本的な私の投資スタンスは、

・長期保有

・配当重視

 ですので、基本的には株価の上げ下げは本来余り気にしないようにはしており、日々の証券口座残高の集計値の推移は一喜一憂しないつもりでは有りますが、しっかりチェックはしています。

 

 9月第3週末の資産状況のご報告です。

 

 第3週のトピックスは、(今週も日本株から始めます)「逆ガースーショック」の延長で、先週日経平均は30,000円台を回復。

 今週はなんと一度も30,000円を割ること無く、どころか30,200円を切らずに終えました。200円に何の意味があるかとは思いますが、こういうのは気持ちの問題なので。

 

 誰の経済政策への期待か、については間違ってもks田氏では無いと思います。

 あの方は一時的には財政出動を唱えていますが、一族郎党「財務省」ですので、何時かは・・・という懸念があります。

 勿論、ko野氏やno田氏の経済政策は論外です。

 一部都道府県の緊急事態宣言の延長に対する諦めムードもありますが、ワクチン接種がある程度行き渡った段階での「行動制限緩和」への期待が大きいと思います。

 

 米国においては、3日に発表された米国雇用統計が芳しくなく、だからといって緩和策の継続を期待させるほどのものでも無く・・・と、八方ふさがりの感のある米国市場ですが、3週末は例のクワドラプルウイッチングでしたので、来週のFOMCでのタカ派発言を戦々恐々と待っていると言う感じと併せて、3指数とも冴えませんでした。

 3で割れる月の第3週末はクワドラプルウイチングなので、下がるのは判っているのだからこの日を待てば・・・と言うことが出来ない性分です。

 

 何時もながらのコメントで恐縮ですが、「ナンの根拠かよくわからないものの」発出された緊急事態宣言により、「さらに因果関係はよくわからないものの」飲食店への一段の締め付けが行われるようで、発出により影響を受けた小売業や飲食業、交通・宿泊業等業界への強力な支援を求めます。

 

 9月第3週末までの主だった指標と、いつもながら並べて表記するのも烏滸がましいでが私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の8月末との対比は以下の通りです。

日経平均独歩高!」のように見えますが、2月以降のジリ貧が漸く解消されたところです。

 

     8月末  1週末 2週末 3週末

日経平均  28,089 29,128 30,381 30,500(円)

ダウ平均  35,360 35,369 34,607 54,584($)

NASDAQ    15,259 15,363 15,115 15,043

REIT指数  2142.91  2144.50  2126.30  2121.37

 

株式資産 Base △ 31.5 △103.1 △116.2(万円)

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折線:指標推移(対前月 % 左目盛り)、棒グラフ:資産(対前月 万円 右目盛り)



 私 出遅れおじさんの第3週の株式資産は、引き続き対前月末で大台(たかが100万円ですが)を越えました。

 

 対前月末の差異の内訳は、大まかに言うと米国株資産がほぼ▼25万円強の✕、日本株REIT資産が△131万円強の増という状況です。

 先月末に比べドル円相場は109円台後半のままですので、米国株式資産は純粋にドル建てでも円建てでも▼25万円強の✕という感じでしょうか。

 

 日本株REITの峻別は出来ておりませんが、株式は◯、REITは✕と言う状況だと思います。

 

 

 私の株式資産(日米株式、REIT等含む)の月次騰落(対前月末)分布に9月第3週末までを当てはめると、先月に引き続きプラス側大台超えのやや落ち着かないゾーンに留まっています。

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月次騰落(対前月 万円) 2018.1~ N=44



 ワクチン効果(と私は信じていますが)によりさらに上昇の風に乗れるのか、コロナショックからの一日も早い回復を切望するところです。今月中には発足するであろう新政権に期待したいと思います。

 

 相場の上げ下げを気にしないと言っても上がれば嬉しいし、下がれば悲しい、ただ上がり過ぎれば落ち着かないというわがままばかりを言っておりますが、いずれにしても、上がった、下がったと騒いでみても、この◯☓は「含み益」「含み損」である事には変わり有りません。

 

有り難うございました。