出遅れリタイア日記

年金生活への移行 資産運用等

菅総理、総裁選に出ないってよ・・・何はともあれ「お疲れ様」

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出遅れおじさんです。

 

 菅義偉総理が総裁選に出馬しないことを表明しました。

 

 マスコミはレッテル貼りがお好きなようで、「辞任」といかにも政権を投げ出したかのような印象操作をしていますが、「総裁選に出ない」と言っているだけであって、任期は全うしますので、騙されてはいけません。

 

 菅総理については、毀誉褒貶色々ありますが、私は素直に「お疲れ様」と言いたいです。

 

 突然の安倍前総理の退任表明を受けて.ピンチヒッター的とは言いませんが、殆ど助走期間も政権構想を練る間も無く、コロナ感染の先行きが見えない中、総理総裁を引き受けるとこととなったのは大変であったと思います。

 

 菅総理は就任直後から「仕事人」と呼ばれ実務遂行能力には秀でたところがあり、人目に付かないところで、気が付けば

・「悪名高き」学術会議を骨抜きにしてしまった

・米国及びG7各国への台湾問題の提起

・男系維持のために旧皇族の復帰を議論の俎上に載せた

・オリンピック、パラリンピックの成功(当事者では無いものの)

・紛争地域への自衛隊による邦人救出の前例を作った

 と安倍前総理をもってしてもなしえなかった(特にリベラル系の皆様からは毛嫌いされそうな)ことを1年の間にさらりとやってのけています。

 

 しかし、昨今の風あたりの強さの最大の原因は、「コロナ対応の失政」と世間では言われますが、国際比較では我が国は欧米各国と比べ人口あたりの死亡者数は格段に低く抑えていますし、ワクチン接種もあっという間に世界有数の接種数を達成するに至りました。

 

 にもかかわらずこういう評価しか得られていないのは残念ですが、菅総理に決定的に欠けていたのは、宰相或いはリーダーとしてのアピール能力、ある意味の「はったり」の強さでは無かったかと思います。

 

 ワクチン接種の「打ち手」不足に対しても、歯科医まで接種出来るようにしたのに、しれっと会見で「棒読み」しただけです。

 小泉純一郎元総理なら「私が医師会の既得権益をブッ壊したんです!」と大声で叫んでいたでしょう。この件はそれくらい大変なことです。

 

 総理就任前の、総務大臣時代、官房長官時代を通じて、官僚組織に対して高圧的かつ強権であったとのことですが、その分官僚の反感も厳しかったようで、官邸も「最強の官僚集団である財務官僚」にガチガチに固められ、上記のように国民受けせず、長期政権とはならないと見透かされたとたんに反乱に遭い何もできなくなったという、まるで第一次安倍政権末期と同様の様相が繰り返されました。

 

 これから新しいリーダー選びが始まる訳ですが、是非官僚組織と戦える首相を選びたいと思います。

 

 公職選挙法に基づく選挙ではないので、何を言っても大丈夫でしょうが、私は高市早苗氏を応援します。

 まず、20人の推薦人を集められるということと、マスコミ(特にN◯K)による総バッシングに耐えられるのが大前提です。(高市氏はN◯Kの天敵とのこと)

 is破氏やks田氏、k野氏では全く官僚組織と戦えませんし、既得権益を打破し成長の絵を描ける政治家で無ければなりません。

 

有り難うございました。