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出遅れおじさんです。
8月分の金融資産の棚卸しです。
8月の市場の混乱の震源地は日本でした。
7月末の政策決定会合で利上げに踏み切った後、その後も引き締める気満々の植田総裁の会見を受けて、いっきに円高方向へ為替が変動し、日経平均はブラックマンデーを上回る史上最大の下落スタートでした。
8月7日の内田副総裁の火消し発言で何とか落ち着きを取り戻し、結果としては8月に入って依頼の下落をほぼ解消しました。
米国の夏休みの最大のイベントは、ジャクソンホール会合で注目のパウエル議長はペースは今後の状況次第としながらも「高らかに」政策変更を宣言、ダウ平均は月末に掛けて史上最高値を連発しました。
主だった指標と、並べて表記するのも烏滸がましいですが、私の株式資産(含むREIT,ETF、配当は含まない)の対前年末、対前月末との比較は以下の通りです。
23年末 7月末 8月末
日経平均 33,464 39,101 38,647(円)
ダウ平均 37,689 40,842 41,563($)
NASDAQ 15,011 17,599 17,713
REIT指数 1806.96 1722.58 1758.05
株式資産 Base △736.5 △560.9(万円)
(対前月▼ 175.6万円)
7月末残高に8月の取得簿価を加算した株式資産合計は4,928.7万円でしたので、対前月末騰落は-3.56%です。
大まかに言うと、対前月は国内株▼158万円、JREIT▼7万円、米国株が▼11万円という感じでした。
この一ヶ月で為替はほぼ150円そこそこから146円台半ばまで、3.5円近くドル高になりましたので、米国株はドル安で▼35万円の×、ドル建てで△24万円の○という水準でした。
8月 年初来
JREIT指数 +2.1% - 2.7%
ダウ平均 +1.8% +10.3%
NASDAQ +0.6% +18.0%
日経平均 -1.2% +15.5%
出遅れ -3.6% +13.4%
8月に入って、日経平均にはやや負けが込んで・・・と思ったら、年初来でも日経平均に後れをとりました。
早い話が、法人への貸し付けのために売った銘柄と、残った銘柄(最近イマイチ不調な商社株等が中心)であるからに他なりません。
と、例によって長々と言い訳を。
【資産構成】8月のリスク性、非リスク性資産の比率の変動要素は以下の通りです。
・リスク性資産変動要因
株式購入 (+5万円)
株式評価増減 (-176万円)
投信の評価増減 (-9万円)
・非リスク性資産変動要因
投信積立取崩し (-5万円) 上記に同じ
株式購入 (-5万円)
受取配当 (+ 7万円)
企業年金取崩し (-33万円)
非リスク性資産が36万円減少、リスク性資産が175万円減少しましたので、リスク性資産の比率は52.1→53.1%と若干上昇しました。
それぞれの資産毎の騰落は以下の通りです。
(株式の対前月、年初来は配当除く、取得来は配当込み)
比率 対前月 年初来 取得来
・株式 51.4% ▼3.6%(▼176万円) △13.4% △156.7%
・投資信託 3.4% ▼5.9%(▼ 9万円) △12.3% △ 24.6%
・預金 22.9%
・企業年金 25.0%
株式の運用成績の、対前月騰落に対して取得来の成績が改善したように見えるのは単純に「売った株」「残った株」のパフォーマンスの違いです。
2024年8月末時点のリスク性資産(株式+投資信託)の向け先別(株式、債券、不動産及び国内、海外)の比率は下のグラフの通りで、対前月では大きな差はありません。
申しわけありませんが、明日に続きます。
有り難うございました。