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出遅れおじさんです。
6月分の金融資産の棚卸しです。
6月の米国マーケットも、日々公表される指標に一喜一憂の連続でした。
FRBが最も重視しているとされる月末のコアPCEは予想を下回りましたので、「利下げ期待」が再び盛り上がりそうです。
金利に敏感とされるNASDAQ銘柄は月半ば以降史上最高値近辺に定着しました。
一方国内では、上記の状況で、為替が150円台終盤で安定(月末にはついに「禁断」の160円に乗せましたが)した結果、39,000円を挟んでの展開となりました。
好調な半導体関連銘柄を除けば、イマイチな環境は相変わらずで、下に書きましたように私の日本株は水面下に沈んだままです。
主だった指標と、並べて表記するのも烏滸がましいですが、私の株式資産(含むREIT,ETF、配当は含まない)の対前年末、対前月末との比較は以下の通りです。
23年末 5月末 6月末
日経平均 33,464 38,487 39,583(円)
ダウ平均 37,689 38,686 39,118($)
NASDAQ 15,011 16,735 17,732
REIT指数 1806.96 1741.01 1724.02
株式資産 Base △1,213.7△ 957.1(万円)
(対前月△ 22.0万円 売却株控除後)
5月末残高に6月の売買(今月は大規模に売却)を加味した株式資産合計は5,899.2万円でしたので、対前月末騰落は+0.37%です。
大まかに言うと、対前月は国内株▼98万円、JREIT▼2万円、米国株(含む海外債権)が△122万円という感じでした。
この一ヶ月で為替はほぼ157円前半から160円後半まで3.5円近くドル高になりましたので、米国株はドル高で△58万円の○、ドル建てで△64万円の○という水準でした。
6月 年初来
NASDAQ +6.0% +18.1%
日経平均 +2.8% +18.3%
ダウ平均 +1.1% + 2.8%
出遅れ +0.4% +19.2%
JREIT指数 -1.0% -3.6%
6月に入り米国株の堅調とドル高基調維持でかろうじて対前月末プラスを維持しましたが、JREIT指数を除いた全ての指数に負けました。
年初来では何とか全ての指数に勝てていますが、日経平均との差は・・・気がつけば1%弱に近づいています。
早い話が、残った国内銘柄は年初来元気で最近イマイチ不調な商社株等が中心であるからに他なりません。
?・・・先週の報告のタイトルで個別の銘柄に転嫁するつもりはない!
と書いたような。
【資産構成】6月のリスク性、非リスク性資産の比率の変動要素は以下の通りです。
・リスク性資産変動要因
投信臨時売却 (-万円)ひふみ売却
株式売却 (-2014万円)
株式評価増減 (+22万円)
投信の評価増減 (+15万円)
・非リスク性資産変動要因
投信積立取崩し (-5万円) 上記に同じ
投信臨時売却 (+万円) 上記に同じ
源泉税 (-120万円)
株式売却 (+2014万円)
受取配当 (+38万円)
企業年金取崩し (-14万円)
シン愛車購入費用(-1208万円)
非リスク性資産が705万円増加、リスク性資産が-1972万円減少しましたので、リスク性資産の比率は58.3→48.9%と大きく減少しました。(一時的なものです)
それぞれの資産毎の騰落は以下の通りです。
(株式の対前月、年初来は配当除く、取得来は配当込み)
比率 対前月 年初来 取得来
・株式 45.5% △0.4%(△ 22万円) △19.4% △130.4%
・投資信託 3.4% △3.4%(△ 15万円) △15.3% △ 50.6%
・預金 32.4%
・企業年金 18.7%
株式の運用成績の、対前月騰落に対して年初来、取得来の成績が改善したように見えるのは単純に「売った株」「残った株」のパフォーマンスの違いです。
2024年6月末時点のリスク性資産(株式+投資信託)の向け先別(株式、債券、不動産及び国内、海外)の比率は下のグラフの通りで、日本株中心に売却しましたので、国内比率は大きく下がりました。
申しわけありませんが、明日に続きます。
有り難うございました。